
「オレンジジュースは、よく冷やして飲むもの」と思いがちですが、温めると同じ糖度のオレンジジュースでもより甘く感じ、からだにやさしくはたらきかけてくれます。アメリカなどでも、風邪予防としてよくホットオレンジジュースが飲まれているのです。
今回は、お砂糖を使わない自然な甘みのオレンジ甘酒をご紹介します。
心休まるオレンジ甘酒

材料
- オレンジジュース(ストレートタイプがベスト):150mL
- 本葛:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
- 甘酒(玄米甘酒でも):大さじ1/2〜お好みで
作り方
- 小鍋に本葛を入れ、オレンジジュースを加えてしっかり溶かす
- 火にかけて沸騰させ弱火で2分、鍋底からよくかき回して温める
- マグカップに注ぎ、甘酒をお好みの量加えたらできあがり
ワンポイントアドバイス
オレンジジュースは、ストレスや運動で失われがちなビタミンCのほか、カルシウムの吸収を高めるクエン酸、ビタミンB群のひとつである葉酸、血行を良くし血管を保護してくれるカリウムなどの栄養が含まれています。使うならできれば濃縮還元タイプではなく、ストレートタイプのオレンジジュースがベスト。
食欲がない時でもするっと飲める栄養ドリンク
葛には、火照りや冷え性を抑える効果があります。神経を安定させ、代謝を良くしてくれる万能食材の葛。胃腸を保護し、腹持ちも良いため、風邪を引いた時や胃腸の具合が悪い時、妊娠中ツワリの時など、ごはんが食べづらい日もおすすめ。体調改善のために作るなら、ぜひ添加物の入っていない本葛を使ってみてください。
白砂糖は摂取しすぎると糖尿病になるリスクが高まると言われていますが、 甘酒は、からだにやさしい多糖類。 醤油や味噌に並ぶ、日本を代表する発酵食品です。
カロリーも比較的低く、これだけでも夜中の空腹と、ホッとしたい甘さへの欲求をやさしく満たしてくれるおかわりおやつです。 これから冷え込みが厳しくなる季節。甘酒は自宅でもつくれますので、風邪予防として、食欲不振の日に、飲んでみてくださいね。
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Amika
シンガーソングライター、CM音楽の歌作詞作曲、ライター、パン・料理研究家。出産を機に子供と同じ卵乳にアレルギーがあるとわかり、日常から卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲のかたわら、学び続けてきた自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期や養生食、狭心症や糖尿病のための食事、菜食と肉食ごはんの両立、アレルギー対応食の講座を担当。
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