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むくみや目の疲れに効く!アジアのスーパーフード「クコの実」|おかわりおやつ
2016.10.31
杏仁豆腐の上に、ちょこんとトッピングされている赤い実。一度は見たことがある方も多いかと思います。

この赤くて小さな実の正体は、「クコの実」。
彩りとしてもかわいらしく、杏仁豆腐の甘みを邪魔しないクコの実は、薬膳料理や韓国料理、そして日本でも古くから食べられてきた食材です。
クコの実ってどんなくだもの?
クコの実は、ナス科クコ属のくだものの一種。3000年以上前から中医学や薬膳料理に使われてきました。薬膳の考え方にのっとると、クコの実は、熱性と寒性のあいだの平性にあたるくだものです。
血行を促進する効果があり、眼精疲労や視力低下の予防にもなると言われている、スーパーフード。他にも、ミネラルや食物繊維、アミノ酸、ビタミンAやビタミンBのほか、βカロテンが含まれていて、冷えやむくみ改善など、女性の悩みに効くうれしい効果がいっぱい。
そのまま食べても大丈夫ですが、小さいからといって、一度に多くの量を食べると血糖が一気に上がる可能性があります。たくさん食べるとしても、一日20粒くらいをめどに、食べ過ぎないようにしましょう。

また、クコの実は、スーパーの中華材料売り場やドライフルーツ売り場などに置いてあることが多く、気軽に購入することができます。一般的には、100g入り(約1,000粒)のサイズのものが多く売られています。
傷みにくいですが、すぐに食べない場合でもチャック付きの保存袋や、瓶に入れておけば保存が効きます。杏仁豆腐のようにトッピングとして使ったり、お酒に漬けたり、スープに乗せたりしていただくのがオススメです。
ゆっくり噛むと、口の中に少しずつ甘みが広がるクコの実。市販のグミのかわりに、自然の木の実を一粒、摘まんでみてはいかがでしょうか。
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中村円香
1992年、愛知県名古屋市生まれ。東京都在住。 野菜と果物をこよなく愛し、地域の伝統野菜に目がない。各国の菜食事情に興味があり、いつか世界菜食旅行をすることが夢。
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