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プチプチ食感がたまらない!肌が喜ぶくだもの「イチジク」|おかわりおやつ
2015.09.15
地中海地方を中心に古くから愛されてきた歴史あるくだもの、イチジク。8月から10月にかけて旬を迎えるくだものです。
乾燥イチジクは中東産が多い

エジプト、トルコ、イランなどの中東諸国から輸入されることが多い、乾燥イチジク。それに対し、生のイチジクであれば国内産が多く市場に並んでいます。代表的な生産地としては愛知県、富山県、茨城県などが挙げられます。
イチジクの栄養と効能
イチジクに含まれている主な栄養分は3つ。カリウムとペクチン(食物繊維)、そしてフィシンです。
カリウムはむくみ解消に効果的な栄養素で、イチジクのほかにはキュウリやズッキーニなどに多く含まれます。コーヒーやお酒を飲む人は不足しやすい成分だといわれるので、心当たりのある方は、覚えておきたい栄養素のひとつです。
ペクチンという食物繊維は、腸内環境を整えるはたらきをするので、便秘がちな方におすすめ。また、フィシンという消化酵素も豊富に含まれており、これは主に動物性タンパク質を分解してくれます。お肉やお魚を食べる前に、イチジクを一口食べておくと、胃にかかる負担が少し軽くなるかもしれません。
ほかにも、イチジクはポリフェノールを含み、抗酸化作用が強いことから、細胞の老化防止や健康的な肌をキープしてくれるとも言われています。
家で食べるなら生のイチジク、持ち歩くなら乾燥イチジクを

生のイチジクは、皮を剥いていただきます。白くて柔らかい水分が多いため、自宅でいただくのがベスト。ドライイチジクは持ち歩きに便利です。ただ、ハードタイプとソフトタイプに分かれますので、お好みの方を選びましょう。
ドライイチジクは、乾燥の行程で砂糖や添加物が含まれていることもあるので、種類をみるときは裏のラベルをよく見て選びましょうね。
★★★
★食べものでからだは変えられる!
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中村円香
1992年、愛知県名古屋市生まれ。東京都在住。 野菜と果物をこよなく愛し、地域の伝統野菜に目がない。各国の菜食事情に興味があり、いつか世界菜食旅行をすることが夢。
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