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ワンステップで完成!からだポカポカ「黒糖ジンジャーシロップ」|おかわりおやつ
2017.01.11
寒さが厳しくなる冬後半戦。からだの中から温まる、甘いおやつはいかがでしょう。
薄切りにした生姜と、黒糖を重ねて置くこと数時間。生姜の持つ水分だけで、からだが芯から温まるシロップができます。
薄切りにした生姜と、黒糖を重ねて置くこと数時間。生姜の持つ水分だけで、からだが芯から温まるシロップができます。
ストックしておけば、様々な料理や飲み物に使えるシロップ。切って重ねて数分火にかけるだけでできあがり!という手軽さです。
作り置きしておきたい「黒糖ジンジャーシロップ」

材料
- 生姜:2かけ(100g)
- 黒砂糖:110g
- 水あめ:50g(米飴や玄米米飴でも)
- 黒胡椒:5粒〜
- クコの実:小さじ1
- シナモンスティック:1/4本〜(お好みで)
作り方
- 繊維を断ち切るようにタテに生姜を薄い千切りにする。
- 小鍋に1の生姜と黒砂糖を交互に重ねて、上から水あめをかけてフタし、2時間以上置いておく。
- 黒砂糖が、生姜から出た水分に溶けてひたひたになったら弱火で5分沸騰させ、できあがり。
- 煮沸消毒した瓶に詰める。すぐ食べても美味しいですが翌日まで寝かせると味が染み込みます。
ワンポイントメモ
水あめを加えることで、シロップの結晶化を防ぐことができ、保存しても瓶の底がガリガリになりません。
「生姜」と「黒糖」は相性のいい食材。相互作用がはたらいて、からだをポカポカ芯からあたためてくれます。 ここへ、さらに内蔵をあたためてくれる黒胡椒と、貧血予防と疲れ目に効く、クコの実を加えます。お好みでシナモンスティックを少量加えてもOK。 ただし、妊娠中の方はシナモンは禁忌ですのでご注意くださいね。
黒糖ジンジャーシロップの使い方
- 炭酸水と合わせてジンジャエールに
- ヨーグルトと合わせて(きなこなどをかけても)
- 豚肉の生姜焼きに(コクが出ます)
- かぼちゃの煮物や大学芋の甘味料として
- ジンジャークッキーやケーキの味付けに
生の生姜のでんぷん質に含まれるジンゲロールという成分は、指先などに通っている末端血管を拡張し、発汗させる作用があります。そのため体熱が奪われ、最終的にからだを冷やしてしまいます。しかし、100℃以下の温度でじっくりと生姜を加熱することで、ジンゲロールは保温作用のあるショウガオールという成分に変化します。冷え性さんは、生姜を食べるときは生ではなく、加熱したものを選びましょう。
からだを温めてくれる食材を、ふんだんに詰め込んだ寒い冬に万能のシロップ。 夜、寝る前に鍋に生姜を仕込んでおけば、朝は数分煮るだけでできあがり。
お見舞いや手土産にも使える一品です。
★わたしらしい「暮らし」ってなんだろう
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Amika
シンガーソングライター、CM音楽の歌作詞作曲、ライター、パン・料理研究家。出産を機に子供と同じ卵乳にアレルギーがあるとわかり、日常から卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲のかたわら、学び続けてきた自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期や養生食、狭心症や糖尿病のための食事、菜食と肉食ごはんの両立、アレルギー対応食の講座を担当。
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