
春になると、露地物のイチゴが、少し安くなってきます。安いからと、ついつい買い過ぎて持て余してしまった場合は、“万能イチゴ”を作って長くじっくりイチゴを味わいましょう。
冷凍でも冷蔵でも保存が効く万能イチゴ

材料
- イチゴ:1パック
- てんさい糖:大さじ2
作り方
- 買ってきたイチゴを洗って水気を取る
- ヘタを取って密封パックに入れる
- てんさい糖をまぶして、アルミかステンレスのバットに横たわらせ、冷凍庫か冷蔵庫に入れる。(バットがない場合は平らにして保冷剤に横たわらせてもOK)
万能イチゴの使い方
冷蔵した場合は、この万能イチゴは2日くらい持ちます。
- そのままヨーグルトにかけて食べる
- 袋の上からつぶしていちごミルクにする
- パウンドケーキやケーキなどに具として混ぜて使う
- ペースト状にして他のケーキを小皿に盛り付けた時のいちごソースとして使う
などなど、使い道はいろいろ。それでも使い道に迷ったり、スペース的に邪魔になってきたりしたら、ぜひそのまま小鍋に入れて火にかけてみてください。レモン汁を加えて、お好みの甘さに整えたら、それだけでイチゴのコンフィチュール(ジャム)に変身。消毒した瓶に詰めれば、賞味期限が伸びます。
冷凍した場合は、半解凍の状態でそのまま食べたり、スムージーにしたり、ココナッツオイルとココアパウダーと、てんさい糖を混ぜたものにディップすれば、パリパリ美味しいチョコイチゴになります。
冷凍する時は、てんさい糖をまぶした状態で急速に冷凍状態にすることによって、イチゴ同士がくっつかず、水分が出過ぎない状態で保存できます。そして完全に解凍させると食感が変わってしまうので、気になる場合はつぶしてソースにして食べるのがおすすめ。解凍したものは早めに食べ終えるようにしましょう。
狙い目は3~5月!丁寧に洗って美味しいイチゴを

イチゴはクリスマス周辺の時期から2月くらいまでは高価ですが、3月から5月くらいまでは安くて美味しく、甘い露地物が出回りますから、狙い目です。
ところで、イチゴは表面に種があったり細かい毛が生えていたり、生で食べることも多いですからどうしても農薬の残留が気になります。そんな場合は、ただ水洗いするだけでなく、40度くらいのお湯に重曹を溶かし、ヘタを取る前に洗ってから水で洗い流すと汚れが落ちやすいです。小さなお子さまがいるご家庭でも、これで安心ですね。
そのまま食べても、他のおやつに使っても便利で美味しい万能いちご、ぜひおためしください。
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Amika
シンガーソングライター、CM音楽の歌作詞作曲、ライター、パン・料理研究家。出産を機に子供と同じ卵乳にアレルギーがあるとわかり、日常から卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲のかたわら、学び続けてきた自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期や養生食、狭心症や糖尿病のための食事、菜食と肉食ごはんの両立、アレルギー対応食の講座を担当。
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