普段の料理で使う油、みなさんはどんなものを選んでいるでしょうか。
キャノーラオイルやコレステロールゼロの油、米や植物から作られたものなど、スーパーの棚にはあらゆる油が置かれていますよね。
原材料が異なれば、同じ脂質であっても種類によって栄養価や特徴も異なります。そのため、同じ油をずっと使っていると、栄養価のバランスに偏りが出てくることもあります。
中でも特に注目を集めているのが「オメガ369」と呼ばれる脂質。聞きなれない、オメガという言葉ですが、いったいどんな油なのでしょうか。
オメガ369とは?

オメガ369が何か、ということの前に、まず油の元となる脂肪酸は2種類に分けられるということを知る必要があります。
- 飽和脂肪酸:牛肉や豚肉、バターなどの乳製品のような動物性の食品に多く含まれる脂肪酸
- 不飽和脂肪酸:オリーブオイルやアボカドオイルなどの植物や魚類に多い脂肪酸
この不飽和脂肪酸を性質別に区分したものが、オメガ3、オメガ6、オメガ9という脂肪酸です。
- オメガ3:多価不飽和脂肪酸(からだの中で作り出せない)
- オメガ6:多価不飽和脂肪酸(からだの中で作り出せない)
- オメガ9:一価不飽和脂肪酸(からだの中で作り出せる)
これらを総称して「オメガ369」と呼ぶのです。
食事が偏っているかなと感じたら、オメガ369のオイルをバランス良く!

オメガ3系の油には、3つにそれぞれ特徴がありますが、どれかひとつを積極的に摂るよりも、全体的にバランス良く体内に取り入れることが、肌やからだを健康に維持することにつながります。
オメガ3系、6系、9系が含まれているオイルを日常的に摂取し、肌のハリとキメを保つための油分を補給していきたいですね。
詳細はこちら!
- 健康的なオイルの基本「オメガ369」に注目!-オメガ3って何?-
- 健康的なオイルの基本「オメガ369」に注目!-オメガ6って何?-
- 健康的なオイルの基本「オメガ369」に注目!-オメガ9って何?-(近日公開)
- 参考:カリフォルニアくるみ協会
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中村円香
1992年、愛知県名古屋市生まれ。東京都在住。 野菜と果物をこよなく愛し、地域の伝統野菜に目がない。各国の菜食事情に興味があり、いつか世界菜食旅行をすることが夢。
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