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【動画】手作りの味噌文化を残したい!「手前みそのうた」 で味噌ワールドのいろはを学ぼう
2015.12.17
日本の食卓といえば、一汁三菜という熟語があるように、必ず汁物がありました。その定番は、味噌汁。一言に味噌汁と言えども、使う味噌や中に入れる具材は地域ごとによって特色があります。
味噌は、味噌汁だけではなく調味料としても和食を支えてきました。けれど、あまりにも身近な存在すぎて、実は味噌のことあんまり知らない……という方も多いのではないでしょうか。
奥深い味噌の世界を知りたい!という方ビギナーなら、まずは小難しいことは置いておいて、「手前みそのうた」を歌って踊ってみましょう。
味噌のいろはが丸分かり!「手前みそのうた」
みそ、みそみそ、てまえみそ♪
のフレーズが耳から離れなくなる、この歌。作ったのは現役のみそ屋である、山梨県の「五味醤油」さん、そして、発酵デザイナーという肩書きを持つ小倉ヒラクさんです。
このクセになる音楽は、どのようにして生まれたのか。企画・イラストを担当したヒラクさんに聞いてみました!


Q.1 「手前みそのうた」を作ろうと思ったきっかけと、できるまでの経緯を教えてください。
日本各地で手作りの味噌をつくる「手前みそ」の文化を継承するための企画として生まれました。
言い出しっぺは山梨の老舗味噌屋、五味醤油6代目の五味仁さん。自社の味噌だけではなく、お味噌文化全体の価値を伝えたい!という熱い想いがある方です。
共同で歌のプロディースを務めた僕(小倉ヒラク)も、ハードルが高く捉えられがちな発酵の知識を、子どもたちに楽しく伝えたいという気持ちがあり、一緒に歌を作ることにしました。
Q2. 製作したアニメーションのなかで、見所に当たる部分はどこですか?
音楽のリズムにあわせてアニメを動かすことで「見ているだけで踊りたくなる」アニメーションを目指しました。見どころは、なんといっても大豆のキャラクターが踊る「みそダンス」のシーンです!
Q3. ちなみに……大豆を鍋で火にかけるところで登場するヤギは?
キャラクター達が踊る「みそダンス」は、ダンスユニットの「flep funce!」と青梅の山奥で合宿して作ったのですが、その合宿所の近くに「たろう君」というヤギが飼われていたんです。完成したダンスの最初の観客が、この「たろう君」でした。
Q4. 作曲と歌を歌っているのは、森ゆにさんというアーティストですが、どういった経緯で森さんに依頼をされたのでしょうか。

僕が、一緒にお味噌を作ったこともある友人だったので。そもそもが歌を作ったゆにちゃんに「ヒラク君、絵を描けるしアニメも作れるんでしょ?」と言われたのが、アニメーションを作るきっかけだったりします。
Q5. これから「手前みそのうた」を、どんなふうに聞いてもらいたいですか?
この歌をリリースした最初の数ヶ月は、無反応でしたが(笑)その後、山梨県北杜市から「食育の授業に使いたい」という申し出があり、そこからじわじわと広がっていきました。今では全国各地でこのアニメを使ったワークショップを開催してもらっているようです。本当に嬉しいことですね。

このアニメは、郷土食文化や発酵の素晴らしさを伝える目的であれば、ライセンスフリーで使ってもらってOKです。保育園や小学校、地域コミュニティでの授業やワークショップに、歌って踊って活用し、みその世界を知ってもらえたらと思っています。
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「大人すはだ」編集部
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