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月の満ち欠けは自分へのおまじない。手帳「MOON PLANNER(ムーンプランナー)」とは

2016.12. 3

ムーンプランナー, 手帳, , 満ち欠け

MOON PLANNER」(以下、ムーンプランナー)という手帳をご存知ですか? 「ムーンプランナー」は、月の満ち欠けのリズムで時を刻む手帳です。1ヶ月を曜日で1週間ずつ区切っている通常の手帳とは違い、新月から満月、満月から新月と、半月くらいのゆらぎあるサイクルでレイアウトが組まれています。
 
その時の刻み方は、慣れるまで少し大変ですが、私たちの毎日に新鮮な目線を与えてくれます。 
いつも使っている手帳より、自分のリズムを掴みやすくなった、と話す「ムーンプランナー」の制作者の方々。月の満ち欠けに厳密に従うというよりは、女性の暮らしの中の“おまじない”くらいに捉えてほしいと語るお二人の女性に、「ムーンプランナー」の使い方について、詳しくお話をうかがってきました。

ゲン担ぎのような気持ちで、月の満ち欠けを意識するようになった

ムーンプランナー
 
── いま、月の満ち欠けに沿って、自分の願いや思いを叶える手帳として「ムーンプランナー」が人気を集めています。手帳ができるまでの背景を教えていただけますか?
 
事の発端は私(制作者の一人である横村さん)の、実家の借金を返すために新しいビジネスを立ち上げなくてはならない状況になったことでした。けれど実家は長野で、私は東京で会社員をしていたので、何かできないことはないかと考え、ネット通販のマシュマロ専門店を始めました。
 
販売の仕事は自分で全てスケジュール管理をしなければなりませんし、東京での仕事も土日休みではありませんでした。だから、市販の月曜日から始まる手帳が使いづらいような生活だったんです。そこで、自分で「トラベラーズノート」を使ってオリジナルのレイアウトを組み、使っていました。
 
── 確かにフリーランスや自営業だと、休日がズレたりなかったりしますものね。そのレイアウトに「月のリズムを取り入れよう」と思いついたのは、どうしてなのでしょうか? 
 
高校生くらいの頃に、月の影響力について本を読んだことがありました。「新月から満月の間に広告を入れると広がりやすい」「満月から新月の間は市場調査や商品開発、顧客サポートとか“今あるもの”を整理する仕事をするのがよい」というようなことが書かれていたのを思い出して、「月のリズムに沿ってやってみよう」とゲン担ぎのような気持ちで意識し始めたのが最初です。
 
すると、新規事業を始めたら想像よりずっと短い期間で、うまく軌道に乗ったんです。もともとあまり手帳を使い込んだり、日記を習慣にしていたわけではないんですけれど、実家の借金を「何とか返さなきゃ」という切羽詰まった状況だったこともあり、月の満ち欠けに則ったレイアウトだと、私の生活リズムに合わせて使いやすいと気づきました。
 
「新月から満月、満月から新月」と区切ると、インプットとアウトプットのバランスが取りやすかったんです。1年、2年と使い続けられるのは、1ヶ月で区切られた断片的な時間の刻み方ではなく、毎日が緩やかに繋がっていることを感じられるからだと思います。
 
ムーンプランナー
12月11日の満月から12月28日の新月までが書かれたページ
 
── 最初はどのようなフォーマットだったのでしょうか? 
 
最初のフォーマットは手書きで方眼ノートに書いていました。
 
1マスは今ほど大きくなく、たくさん書けるレイアウトではなくて。新月から満月、満月から新月だと約2週間ずつのペースになります。これだと目標を立てても達成しやすく、ページをめくると新しい気持ちに自然と心が切り替わります。 
 
── ページをめくることで、今までの過去をすがすがしく忘れて、新しい気持ちになれますね。
 
1週間だとペースが若干早い気がするんです。1ヶ月周期だと、長過ぎて中だるみしてしまいますし、見開きで2週間の様子が見られるレイアウトが、ちょうど良いように感じます。

「ムーンプランナー」を使うのは、自分へのおまじない

── 「ムーンプランナー」が最初にできたのが2014年。どんなふうに改良されてきたのか教えてください。
 
最初はほとんどアイコンを入れていなかったのですが少し増やしたり、そのページ期間のコメントを追加したり、枠のデザインをほんの少しずつ変えたりしています。
 
「月の満ち欠け」を基準にしていると言うと、風水やホロスコープを意識したり、月の満ち欠けに対してつい「今は満月だからアレをしなくちゃ」「満月に生理が始まらないとよくないのでは?」などと焦ったり、何か意味を持たせたくなったりしてしまいます。
 
でも私たちには「月の満ち欠けには、こんな力があります」とはっきり決める事はできません。そういう情報はなるべく排除したのが、「ムーンプランナー」です。ページの中に何か特別に「今日は新月なのでコレをしましょう」とか「もうすぐ満月なのでアレを準備しましょう」とか、そういうメッセージはなるべく入れず、歳時記程度の内容にとどめるようにしています。
 
「意味を与え、意識をするのはあなた次第」という想いを込めていて、フラットな目線で使っていただきたいなと思っています。
 
── たしかに「月の満ち欠けのリズムに合わせた手帳」と言われると、どことなくスピリチュアル的な手帳なのかしらと思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
「体調が良いから月の満ち欠けを感じる」という方もいれば、「体調が良いから月の満ち欠けの影響を受けずにいられる」という方もいるみたいなんです。
 
前提知識も大切ですが、月の満ち欠けをおまじないのように楽しみながら、「いま自分がどんなことを感じているのか」を把握するための目印のように使っていただくのがちょうどいい気がします。

他の手帳と合わせて「ムーンプランナー」を使ってみて

 
── 月の満ち欠けという別の生活リズムに軸を置くと、また違った時間の過ごし方ができそうです。
 
「ムーンプランナー」は、春分の次の新月から半年が春夏版、秋分の次の新月から半年が秋冬版と1年を2冊に分冊しています。薄いので、他の手帳と持ち歩きしやすいサブ手帳として定着してきました。
 
普通のカレンダーとは違い、月の満ち欠けで時を刻んでいるので、30日や31日がページの頭に来ることもあります。手帳というよりも、時間の流れ方や捉え方を変えられるツールとして、とても使えると思います。
 
ムーンプランナーの記入例
 
「ムーンプランナー」の記入例
 
── 「ムーンプランナー」を使うことで、どんな暮らしの変化が生まれると思いますか?
 
手帳は、書き込むことで自分に「これをしなくちゃ」言い聞かせ、一歩進める後押しになります。ですが、時にそういったToDoリストが、プレッシャーになることもあると思うんです。「今日もあれができなかった」「やらなくちゃいけないことが多すぎる」などと自分に厳しくなったり、現時点でのスケジュール管理が第一優先になってしまったりします。未来や過去とのつながりが消えてしまうのです。
 
私たちは、ToDoをこなしていくことが本来の目的ではなくて、自分のやりたいことをきちんと見極めることが大事なんじゃないかと思います。「常識的に考えて一般的にこうでなくてはいけない」「働く女性として生き生きしていなくては」と、外から与えられた基準を満たすことに主軸を置いてしまうと、自分の本当の望みがどんどん見えなくなっていきます。
 
だから、その「本当に自分がやりたいこと」を見つめ直すために、一度常識から離れて月の満ち欠けリズムから見つめ直すのもいいんじゃないかと、私は思います。だからこそ月の満ち欠けに振り回されるのは、逆の意味になってしまうので気をつけたいことでもありますね。
 
── 例えばどんなふうに月の満ち欠けのリズムを活用できそうでしょうか。
 
月が満ちていく時期には「大きく膨らむ、吸収力が高まる」と言われています。ですので、月が満ちていく時期は美容や健康に関することでしたら、すはだのパックや髪のトリートメント、いつもよりていねいに肌やからだを労わる日を作るといいかもしれません。一番吸収力が高まるのは満月と言われるので、その日には高価なパックを使ってみる!とか。
 
ちょっとおまじないみたいな気持ちで取り入れると、楽しいですし、前向きな気持ちになります。
 
満月からの欠けていく期間はデトックス期間と言われているので、角質除去やムダ毛処理など取り去るケアを取り入れるのもよさそうです。忘れがちな歯石取りにも、いいタイミングだと思いますね。

手帳だけでなく、月の満ち欠けに沿った品々も届けられるように

ムーンプランナー
オリジナルチャーム『クレッセントサークル』の純銀ネックレス(6,480円)
 
── 今後の「ムーンプランナー」の動きについて、教えてください。
 
昨年からの試みとして、新月や満月に採れた季節の海産物や果物を「満ち欠けのおすそわけ」という名前で販売しています。
 
「新月や満月のその日に採ってください」と、その日のものだけを分けて対応してくださる農家さんは少なくて大変ですが……。とてもていねいに作っている方々のものなので、絶対美味しいですし、「ちょっとした応援になればいいな」と感じています。
また、今年は月の満ち欠けを身近に感じられるチャームも、グッズとしてご用意するようになりました。 手帳は自分の内側に向き合って使う方が多いと思うんですが、そんな時のお守りになればと思って。チャームの裏が輪(丸カン)になっているものも作っているので、リボンや紐を通して使うことができます。ブレスレットにもなる「バックチャームチェーン」もありますし、ネックレスとしてオーダーもできます。
 
今後も、月の満ち欠けにまつわる、いろいろなものを作ることを考え中です。楽しみにしていてくださいね。

★★★
 
★薬膳と暮らす台湾の日常
★きっかけはすっぴん〜シンプルになるきっかけ〜
★すはだで暮らすひと
 
 
Amika

Amika

シンガーソングライター、CM音楽の歌作詞作曲、ライター、パン・料理研究家。出産を機に子供と同じ卵乳にアレルギーがあるとわかり、日常から卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲のかたわら、学び続けてきた自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期や養生食、狭心症や糖尿病のための食事、菜食と肉食ごはんの両立、アレルギー対応食の講座を担当。

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