TOP » お役立ち » 環境とすはだに優しい「ナチュラルクリーニング」基礎と活用法まとめ
お役立ちお役立ち
環境とすはだに優しい「ナチュラルクリーニング」基礎と活用法まとめ
2015.11. 9
ナチュラルクリーニング, 化学, 掃除, 本橋ひろえ, 節約
いま、私たちの身近な暮らしには、様々な洗剤があります。床用、窓用、油汚れ用、台所用……などなど。ですが、場所別に洗剤を使い分けていると、知らないあいだにボトルやパッケージがいっぱいに!なんてことも。その上、少しずつ使用するため使い切れなかったという経験も、あるのではないでしょうか。


人肌に触れるモノ、場所を掃除するには、すはだにやさしいものを使うのが一番。使用量も最小限におさめれば、無駄遣いも減ります。
今回は、すはだにも環境にも優しい「ナチュラルクリーニング」について、概要を学びましょう。
ナチュラルクリーニングとは

ナチュラルクリーニングとは、石鹸、重曹、クエン酸、アルコールの4種類の洗剤だけを使う掃除方法のこと。酸性の油汚れにはアルカリ性の重曹を、水あかや石鹸かすなどのアルカリ性の汚れには酸性のクエン酸を、といったふうに、「何の汚れを落とすか」に合わせて洗剤を選び、購入する洗剤の数を減らすことができます。
その上、ナチュラルクリーニングで使うものは自然由来の素材ですから、合成洗剤に比べて手肌も海水も荒れません。
ナチュラルクリーニングで使う3つの道具
石鹸、重曹、クエン酸、アルコール。この4つの洗剤で掃除をする際は、掃除場所に適した道具を使うことで、効果を最大限発揮できます。

ケバ立たないマイクロファイバークロス、気になったところへサッと使える手軽なスプレーボトル、水気を切るにはうってつけのスクイージー。まずはこの3つを揃えてナチュラルクリーニングに挑戦してみましょう。
スキンケアにもピッタリのナチュラルクリーニング
毎日のスキンケアの時間は、女性にとって大切な一時。けれど、鏡やポーチの中が汚れていたら、なんとなくケアも雑になってしまいがち……。ナチュラルクリーニングなら、デリケートな方でも、手肌を傷めない掃除ができます。
スキンケアだけでなく、みだしなみに使うお気に入りのグッズも、いっしょに手入れしてみては?
掃除嫌いな人こそナチュラルクリーニングを!
身近なものを使って掃除をするため「本当に汚れが落ちるの?」「ナチュラルクリーニングって面倒くさいのでは?」と疑問を感じる方が多いかもしれません。
ですが実際は「手をかけずにキレイにしたいからこそ、ナチュラルクリーニング」を選ぶべきなのです。

ナチュラルクリーニングを提唱する、本橋ひろえさんご自身も、掃除は好きではなかったといいます。
掃除をする場所ごとに洗剤を揃えなくていいため、節約にもなる上に、洗剤の種類によっては水拭きの手間がはぶけて拭き取るだけでOKなのも、ナチュラルクリーニングの嬉しいところ。もう合成洗剤には戻れないといいます。
すはだを守りながら、身の回りも清潔に保てるナチュラルクリーニング。年末の大掃除に、試してみてはいかが?
(監修:本橋ひろえ|東京都杉並区生まれ。掃除・洗濯を化学的にわかりやすく解説し、お財布にも環境にも優しい主婦目線のナチュラルクリーニング術を提案。著書、講演等に引っ張りだこ。公式Facebookページ、公式ブログも運営中。)
★★★
★健やかな暮らしは心地よい眠りから
★身も心も軽い女性たちのヒミツ
-
「大人すはだ」編集部
大人がすはだで暮らす時間を提案するウェブマガジン「大人すはだ」の編集部です。
「大人すはだ」編集部の記事一覧
-
-
食べる
「あきゅらいず文化祭」で美養食(びようしょく)を堪能!すはだを美しくする薬膳料理とは
2016.11.28
-
-
ひと
【中島デコ×小倉ヒラク対談#3】「気があう」のは「菌が合う」から?
2016.11.24
-
-
ひと
【中島デコ×小倉ヒラク対談 #2】シンプルで自分らしい暮らしのヒントは、手前味噌造りにあり!
2016.11.21
-
-
食べる
【中島デコ×小倉ヒラク対談#1】美肌の秘訣は、毎朝の味噌汁と「好き」を極めること
2016.11.18
-
-
食べる
手作りで簡単にできる!肌荒れや生理不順に効く豆乳おかわりおやつ5選
2016.11.14