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新しいのに懐かしい!「加美屋(かみや)」の京コスメがすはだ美人に人気の理由

2015.11.24

ものづくり, スキンケア, 京都, 加美屋, 和物, 和風

「ありそうでなかった」、そんな京コスメを提案する「加美屋(かみや)」というブランドをご存知でしょうか。
 
kamiya1.jpg
伏見稲荷大社の大鳥居から徒歩1分の立地にある「加美屋」稲荷店
 
今年で設立8年のこのブランドは、1910年(明治43年)に創業した紙屋から生まれたもの。特殊紙の加工技術を生かした「あぶらとり紙」や「こっとん紙」など、スキンケアに欠かせない“古くて新しい”アイテムを取り扱っています。
 
「加美屋」のコンセプトは、女性にしあわせと自然な美しさを贈ること。商品の製造・販売を行う「株式会社いちはら」の代表取締役・市原孝三さんに、「加美屋」ならではの物づくりへの想いを伺いました。

シンボルキャラクターの白いキツネはしあわせの象徴

「加美屋」に足を運ぶと、かわいらしいシンボルキャラクター「とんちキツネ」がお出迎え。

とんちキツネ

白いキツネは古来より女神の遣いとされ、女性の夢に出れば大きな幸福をもたらすといわれていました。そして、思わず 「なるほど!」と唸ってしまうような“とんち”の効いたコスメアイテムを生み出していきたいとの想いから「とんちキツネ」と名付けられたそう。
 
また、市原さんによると「伏見には観光地としても有名な『伏見稲荷大社』があります。この神社は商売繁盛、五穀豊穣の神様が祀られているのですが、その神使であるキツネをモチーフにすることで、御利益がお客さんにも広がってほしいとの思いも込められています」とのこと。
 
お守り感覚でコスメグッズを持ち歩く。物自体に御利益があるわけではないとわかっていても、少し“特別感”を感じてしてしまうのは、女性ならではの感覚でしょうか。コスメにもいろんな楽しみ方があるものですね。

持っているだけでわくわくする。そんな小物が女性の“キレイ”につながる

加美屋
 
「加美屋は『心が華やげば、お肌も輝く』との想いから、持っているだけでわくわくする商品作りに力を入れています。物によっては、中身は一緒のまま、さまざまなデザインのケースを用意しています。その日の気分や季節に合わせて見た目を選ぶことができれば、買い物はもっと楽しくなると思うのです」
 
市原さんの言葉通り、店内には遊び心あふれる可愛らしいデザインの商品が所狭しと並んでいます。陳列された商品には箱物が少なく、コスメとしては珍しい気がして市原さんに尋ねてみると、「お土産として買いに来る方が多いので、できるだけ荷物にならない簡易包装と、持ち帰りたくなるパッケージデザインを大切にしています」との返答が。なるほど。確かに袋包装だと鞄の中で場所を取らなくていいですね。
 
私もそうですが、旅行に行くと、行きの荷物より帰りの荷物が重くなる女性は多いはず。女性ならではの「あるある」まで配慮した物づくりにあっぱれです。

創業から変わらぬ物づくりの精神で、国内外へ活動の輪を広げていく

最近は海外にも商品を出荷し、活動の幅を広げているという「加美屋」。京美人を支えてきた京コスメの世界的ブームが訪れる日も近いかもしれません。最後に、市原さんへ「加美屋さんの考える、女性の美しさの源とは何でしょうか?」と質問してみました。

加美屋
京コスメだけでなく、ポーチや文房具などの小物も
 
「お気に入りの物を持っているだけで楽しくなる。そんな気持ちが、女性をキレイにするものだと私たちは考えています。心が明るくなることは、ひとつの美容だと思うのです。毎日身につけられる物、若い方からご高齢の方まで気軽にお使いいただける、手ごろな値段の物。その上で、みなさんの“お気に入り”に選んでいただける、加美屋ならではのこだわりの品をこれからもつくっていきたいです」
 
長い歴史が育んできた京コスメ。そのシンプルな心ありきの美しさは、私たち女性にとって、忘れてはならない生き方の原点といえるのかもしれませんね。

お話をうかがった人

「株式会社いちはら」 代表取締役 市原孝三さん
女性目線のアイデアを大切にし、周囲の意見を柔軟に取り入れた、どこか懐かしく、新しい商品の開発に尽力。加美屋の設立以来、父と二人三脚で開発・店舗運営などを守り立てている。

お店のこと

京都「加美屋」稲荷店
  • 住所: 〒612-0881 京都市伏見区深草稲荷御前町78番3
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:不定休
  • 最寄り駅:JR奈良線「稲荷」駅、京阪電車「伏見稲荷」駅
  • アクセス:【JR奈良線「稲荷」駅】改札の目の前の道を右(南)へ向かって徒歩1分。【京阪電車「伏見稲荷」駅】改札を出て左(東)へ向かい、踏切を2つ越えたあとの交差点を右(南)へ直進して徒歩5分。左手に「加美屋」の看板が見える。
  • 電話番号:0120-026-669
京都「加美屋」祇園店
  • 住所: 〒605-0073 京都市東山区祇園町北側270やまおかビルB1F
  • 営業時間:11:00~19:00 ※2009年2月より。シーズン期間中、延長営業あり。
  • 定休日:不定休
  • 最寄り駅:京阪電車「祇園四条」駅
  • アクセス:「祇園四条」駅より東へ徒歩5分、四条花見小路を北に曲がってすぐ。
  • 電話番号:075-561-8878
  • 公式サイトはこちら
★★★

★自分らしいスキンケアを求めて
★自然のチカラは健やかな肌とからだを守ってくれる
牧野絵美

牧野絵美

音楽、芸術、書道と幼いころから“創る物”に没頭してきたインドア派。和の心をこよなく愛し、海外在住中も着物と書道具を肌身離さず持ち歩いた。 就職とともに仕事の楽しさに目覚めるも、サービス業の鬼になってやろうと上ばかり見て躓くこと数えきれず。縁あって小説を出版し、創ること、生み出すことに満たされる自分を再確認した。美しさと健康の原点は、生きたい自分を生きることと信じ、鋭意執筆中。

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