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【文筆家・甲斐みのりさんセレクト】すっぴんで行きたいカフェ「自由が丘ベイクショップ」
2016.02.10
カフェ, 東京, 甲斐みのり, 自由が丘, 自由が丘ベイクショップ
余計なお化粧やおしゃれをせず、心もからだもありのまま、すっぴんでいられれば、周りの世界がグッと明るくなるはず。新しい年、自分らしさや女らしさをワンステップ上げたい女性へ、女心をくすぐるとっておきアイテムをご紹介。
セレクトしてくださるのは、文筆家の甲斐みのりさん。女性向けの旅エッセイや著書を多く執筆されている甲斐みのりさんの視点から、「すっぴん」な心とからだに寄り添うアイテムや、心躍るお店を3回に渡ってご紹介していただきます。

最後は東京都目黒区の自由が丘にあるカフェ「自由が丘ベイクショップ」。ただの飲食ができるお店ではなく、食への貪欲な探究心とやわらかな雰囲気が居心地の良いカフェです。
すっぴんで行きたいカフェ「自由が丘ベイクショップ」
甲斐みのりさんが「自由が丘ベイクショップ」を知ったのは、お店のオーナーである浅本充さんと友人だったことがきっかけ。お店を開くと聞いて、ずっと楽しみにしていたといいます。
「もともと彼は、食への探究心が誰よりも深く、暮らしや音楽などのセンスもきらきら輝くものがあり、どんなお店なのだろうと、オープニングレセプションに伺いました。
キッチンから次々生まれる、ベーカリー(パン)や焼菓子やオーブン料理。オープンしたばかりとは思えないほど、すでに長く自由が丘の町で親しまれているような居心地のよさ。スタッフの接客も気さくで、なによりコーヒーと焼きたてのパンがおいしくて。自由が丘へいったら必ず立ち寄りお茶を飲んだり食事をしたりしています」

朝9時半からオープンで、ちょっと遅めの朝食を味わえるのが「自由が丘ベイクショップ」のおすすめポイント。忙しい時期でも、せめて朝食だけはゆっくり味わい、これから始まる一日に備えたいと思ったとき、このようなお店はありがたい、と甲斐さんは話します。
「お店に入ると、こうばしいパンや焼菓子、コーヒーの香りに体中が包まれ、一日分の力がチャージされるよう。夜になると、ワインや食事やおつまみも味わえるのです。実はオーナーの浅本さん、元はフレンチのお店でソムリエをしていたこともあるのだそう。ランチだってもちろん充実。朝・昼・晩、いつでも、少しずつ違った表情で楽しませてくれるお店なんです。温かい時期には、テラスでの食事もおすすめ」
行くたびにわくわくする「自由が丘ベイクショップ」の魅力
エレベーターをおりるとすぐに、カウンターに並ぶパンが目に飛び込んでくるのも、甲斐さんのお気に入りの風景。さらに「自由が丘ベイクショップ」のメニューは毎月変わるため、行くたび新しい発見があるといいます。
キッシュ <スモークサーモン>/quiche <smoked salmon>
「毎回、違うパンを買って帰るのですが、キッシュは私の定番です。パンケーキも、もちもちでトロッとした生地でおいしい。冬はパンをくり抜いたブレッドポット・クラムチャウダーも美味しいですよ」
ブレッドポットクラムチャウダー/bread pot clam chowder
シーズナル スイート パンケーキ<バナナ&トフィークリーム>/seasonal sweet pancakes
「それからオリジナルの家具やインテリア雑貨を扱うIDEE(イデー)というお店が1階にあって、『自由が丘ベイクショップ』で過ごす前後に立ち寄り、ゆっくり買いものもできるのもうれしいですね。おいしいパンやコーヒーでゆっくり時間を過ごしたあと、暮らしのための雑貨や贈りものを選ぶ時間がとても好きです」
毎日でも通いたくなるカフェ「自由が丘ベイクショップ」。気張らず、すっぴんでも自然に過ごせるくらい、甲斐さんにとって慕わしい存在のお店です。
「休みの日、どこか遠くへ旅に出ることも好きですが、同じくらい自分が暮らす町で散歩をしたり食事をしたり買いものをしたり、のんびりゆったり過ごすのも好き。そんなときは気負わずすっぴんでお出かけしたいです」
できたてのパンや淹れたてのコーヒーの香りに包まれて、ゆったりリラックスできる居場所。それが「自由が丘ベイクショップ」の魅力なのかもしれません。
(写真提供:株式会社ユニテ)
このお店のこと
自由が丘ベイクショップ
- 住所:東京都目黒区自由が丘2-16-29 IDEE SHOP Jiyugaoka 4F
- 電話番号:03-3723-2040
- 営業時間:月〜木:9:30-20:00、金〜日、祝:9:30-22:00(L.O:21:00)
- 定休日:なし
- 最寄駅:東急東横線、東急大井町線「自由が丘」駅
- 公式サイトはこちら
甲斐 みのり(かい みのり)

文筆家。静岡生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業後、京都で過ごし、その後に東京へ。旅、散歩、お菓子、手土産、クラシックホテルや建築、雑貨に暮らしなど、女性の憧れを主な題材に書籍や雑誌に執筆。東京や関西で、まち歩きや手土産などカルチャースクールの講師もつとめる。雑貨やイベントの監修をおこなう「Loule(ロル)」を主宰。『甘く、かわいく、おいしいお菓子』(主婦の友社)、『乙女みやげ』(小学館)、『つまさきだちの日々』(幻冬舎)など、著書は20冊以上。
★★★
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「大人すはだ」編集部
大人がすはだで暮らす時間を提案するウェブマガジン「大人すはだ」の編集部です。
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