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甘いもの好き必見。からだに良い糖、悪い糖の見分け方

2015.07. 7

ダイエット, ハチミツ, メープルシロップ, 寒性, 熱性, 甘いもの, 砂糖, 黒糖

すべての女性が、一度はチャレンジしたことがあるであろう、ダイエット。痩せるぞ!と決意したはいいものの、すぐ目に入るところにある甘い誘惑は、なかなか断ち切るのが難しいものです。
 
さまざまなお砂糖
 
そもそも、なぜ甘いものはダイエットの敵になるのでしょうか? 糖分は本当に体に悪いものばかりなのでしょうか。
 
「糖質といえばお砂糖でしょう」と思い込むことなかれ。お砂糖といえども、その種類やタイプは様々なのです。

糖は3つに分けられる

糖質は、大きく分けて3つの種類に分けられます。
 
  1. 単糖類:ブドウ糖(米やうどんに含まれる糖分)、果糖(くだものやハチミツに含まれる糖分)など
  2. ニ糖類:ショ糖(サトウキビなどに含まれる糖分)、乳糖(牛乳やチーズに含まれる糖分)など
  3. 多糖類:オリゴ糖(トウモロコシ、キャベツなどに含まれる糖分)など
単糖類と二糖類は小腸から直接吸収され、血液に取り込まれます。 一方多糖類は、体内で分解されることによって糖に変化するため、からだへ吸収されるのは遅いものです。
 
この3つのほかに、糖アルコールと人工甘味料もあります。
 
よくビールで「糖質ゼロ!」と書かれたものがありますが、「このビールには単糖類と二糖類が入っていないけれど、人工甘味料は入っているかもしれないよ」という定義になるのです。

体に良い糖の見分け方 

糖類と言うと、どうしても甘いものだから摂り過ぎは良くないと考えがち。ですが、含まれている糖類をまるごと一括りにして避けてしまうと、食生活に偏りが生まれ、バッサリと切り捨ててしまうと、からだに毒になる場合もあります。
 
ですから、糖類の栄養分やはたらき方をよく理解して、バランスを取りながら摂れるようになると、「糖類」もそんなに悪者ではないのです。
 
例えばハチミツや黒糖、メープルシロップなどは単糖類に入ります。これらにはミネラルも含まれているので、一概に悪者の糖類だと決め付けることはできません。

からだを温める黒糖

黒糖
 
例えば、黒糖は、薬膳の「熱」の食材に分類され、からだを温める効果があると言われています。 
食べ過ぎるとお腹が張ったり胸焼けがすることがあるので注意が必要ですが、適量であれば、からだをを温めて胃腸のはたらきを助け、疲労や冷えによる下痢、血行不良や月経痛を改善し、産後の回復をサポートすると言われています。
 
黒糖はおやつに含まれているのはもちろん、煮物に入れてもコクが出ますし、生姜湯に入れると生姜との相乗効果で、冷房で冷えたからだをポカポカにしてくれるのです。

白砂糖より少量で甘いハチミツ

ハチミツ

ハチミツは、薬膳の「平」の食材に分類され、「熱」「寒」のバランスがいいものと言われています。適量であれば、食欲不振や咳や便秘、腹痛や乾燥肌に効くとされています。

果糖やブドウ糖の他にオリゴ糖、ビタミンやミネラルを含み、砂糖の約7割の量で同じくらいの強い甘味が出て、砂糖の比べるとカロリーが3割も控えめ。特に、ティートゥリーの花から集められたマヌカハニーは、風邪や喉の痛みや胃潰瘍などに殺菌効果がありよく効くと言われています。

低カロリーで栄養満点のメープルシロップ

メープルシロップ
 
メープルシロップは、黒砂糖独特のえぐ味や、ハチミツの香りのクセが気になる方や、料理やお菓子にコクが欲しい時に便利です。上品でやさしい甘味なのが特徴で、カロリーもハチミツや黒糖に比べて一番低いのです。これらと比べて、カルシウムや亜鉛も多く含まれているのも、嬉しいポイントですね。

白砂糖を摂り過ぎるのは危険なワケ

さて、今まで糖のいろいろな種類について、ご紹介してきました。
 
ですが、糖と言うと思い浮かぶのが白砂糖だという方も、少なくないかと思います。
 
白砂糖は、グラニュー糖、上白糖、三温糖などがあります。これらはサトウキビを原料として精製を重ね、ミネラルやビタミンなどの栄養素をほとんど取り除いたもの。白砂糖の主成分のブドウ糖は、消化される時に疲労回復や精神を安定させるビタミンBを大量に消費し、赤血球を作るビタミンB12が足りなくなってしまいます。そのため、血液の質を低下させてしまい、体の冷えを招く原因になるのです。
 
また、薬膳でも白砂糖は「熱」と「寒」の間の「平」と言われていますが、文献によっては「寒性」として扱われることもあります。
 
少量であれば、咳や痰を止める効果がありますが、体内に余分な水分や熱を発生させやすいため、どちらにしても冷え性さんにはあまり好ましくないと言えます。

おいしく甘いものを食べるために糖類のことを知ろう

甘いものは食べ過ぎると、罪悪感に陥るという方もいます。同じものを食べるのでも、楽しく食べればからだも喜んでくれるはず
 
甘いものをどうしても止められない!という人は、素材が何からできているのか、今食べているものにどういう糖類が含まれていて、からだの中でどんなはたらきをするのかを知っておくのがベストです。
 
 
 
Amika

Amika

シンガーソングライター、CM音楽の歌作詞作曲、ライター、パン・料理研究家。出産を機に子供と同じ卵乳にアレルギーがあるとわかり、日常から卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲のかたわら、学び続けてきた自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期や養生食、狭心症や糖尿病のための食事、菜食と肉食ごはんの両立、アレルギー対応食の講座を担当。

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