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いつも元気なあの人の秘密は、くだものたっぷりの朝ごはん「季節のフルモニ」にある!?
2015.10.29
くだもの, フルモニ, フルーツ・モーニング, 朝, 朝食
「フルーツ・モーニング(以下、フルモニ)」という健康法をご存知ですか?
その名の通り朝ごはんに、くだものを食べる健康法で、アメリカの健康栄養学による食習慣のことをいいます。

アメリカの「ナチュラル・ハイジーン」と言われる健康科学によると、「人間は自然に則した生き方をしていれば、健康は維持でき、病気の症状も自然治癒力が残っている限り、何歳になろうと回復可能である」という考えがあります。
自然に則した暮らしにおいて、食生活は重要なポイント。フルモニは、この暮らしの土台を作る上で大きな効果を発揮します。
なるべく加工品を避け、くだものや野菜など、自然が与えてくれた食べものを生のまま、いわゆるローフードとして食べることで、大切な栄養素を生きたまま取り入れることができるのです。
くだものでからだは冷えない?
「朝からくだものを食べると、からだを冷やしてしまうのでは……?」
そんなふうに感じる方もいるかもしれません。けれどくだものには、からだを温めるものと冷やすもののどちらもあります。

寒い地域で摂れるくだものは、からだを温め、暑い地方でとれるくだものは、からだを冷やすと言われています。南国産のくだものは、からだを冷やしがちですが、例えば、リンゴやブドウ、さくらんぼ、みかんや桃などは寒い地方でとれるので、からだを温めてくれると言われています。
「冬はからだを冷やすくだものは控えよう」と思われる方もいると思いますが、たくさんの酵素が含まれるくだものは寒さを乗り越えるためには、からだにとって大切な食材。酵素をとり入れることで腸内環境が改善され、いらないものが排出されることで肌の新陳代謝が良くなる、というメリットがあるのです。
「フルモニ」で気をつけたい3つの注意点
さて、冒頭でご紹介した「フルモニ」。朝食にくだものを取り入れることの利点は述べましたが、何事においても「やりすぎ」は禁物。フルモニを実践するときは、以下のルールを守りましょう。消化器官に問題があったり、病気があったりする方は、一度の食事でくだものは一種類のみにするのをおすすめします。
- くだものを食べる時は、胃が空っぽの状態で食べること。(加工、加熱食のあとは、8時間待ってから食べること。)
- 新鮮で熟したものを生のまま食べること。(なるべく水分の多いくだものを食べること。)
- ほかの食べ物と一緒に食べないこと。(肥満や糖尿病のリスクを高めるので避けること。)
今まで朝食抜きの食生活を続けていた人は、突然フルモニを始めると、逆にからだが慣れるのに時間がかかってしまうかもしれません。無理をせず、まずはランチからくだものをとり入れるのがいいかもしれません。もちろん、くだものそのままだけでなく、自家製の野菜ジュースなどを作ってもOK。
くだものをとり入れるだけで、少しずつからだも暮らしも変わる「フルモニ」。季節の変わり目は、体調も崩しやすいもの。上手にくだものを取り入れて、冬に備えましょう。
参考文献:松田麻美子著『女性のためのナチュラル・ハイジーン―生理痛から乳ガン・更年期障害まで、「女性の悩み」すべて解消!』、ハーヴィー・ダイアモンド著『フィット・フォー・ライフ ——健康長寿には「不滅の原則」があった! 』
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原田瞳
素肌研究家、ローフードマイスター。アトピー、アレルギーで体調を崩したことをきっかけに、ローフードに出逢う。ローフードビーガンレストランでシェフを経験し、現在は、世の中の女性が「すっぴん」に自信を持てるよう食からメイクまで指導する。オーダーメイドカウンセリング、スキンケアと食のワークショップ、レシピ提供、出張シェフ、野菜料理教室などのサービスも提供。カラダにとって良いことを追求し続ける素肌ケアの専門家。
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