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うみ•そら•みどりを召し上がれ!

中島シネマもブラウンズフィールドもルーツはここ?はじめ塾市間寮へ里帰り

2016.12.10

かまど炊き, はじめ塾, ブラウンズフィールド, 中島子嶺麻, 笹のいえ

実は去年までは自給率50%だったお米が今年はなんと!
年間自給いけそうですよー!
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4回目の秋にしてやっとという感じ。
主食が足りてる安心感って半端ないです!
ただ、ブラウンズフィールドと違って保管する場所がないから
虫の動き出す春以降の保存をどうするかっていう課題がありますが。
自転車操業な感じはどこにいても相変わらずです。笑
脱穀後の稲わらは残念ながら屋根を葺く東屋や家もなく、、、
いくらかは田んぼに戻して、畑のマルチとしても使いつつって感じです。
あと、やぎや牛を飼ってる友人に冬の間の餌として無農薬わらが重宝されます。
去年までは、アースオーブンや土壁にもわらいっぱい使ったけど、今年はどうかな~
今はカットして田んぼにすき込むのが主流の稲わらも、昔は縄をなったり草鞋を編んだり、ちゃんと利用されて最後は土に還っていく、っていう暮らし方が改めてすごいと感じます。
 
そうそう、ブラウンズフィールドを知る人からは良く聞かれるんだよね。
実家がブラウンズフィールドってどんな感じなの?って。笑
羨ましがられることもあるけど、お母さんの言う通り、
「甘えられる」感はあんまりないな~。
お母さんもあんまりいないしね。いても忙しいしね。笑
性格もあるけど「のんびり」もできないかな~。

だから、なんだかんだ今の家にいるのが一番ストレス少ないかも。
薪で料理するのめちゃくちゃ楽しいし、最初は大変だったけど、慣れちゃえばどってことない。
でも、サクサクこなしてるかって言われると全然違うかも。
そこは、家事をたくさんしてくれる父ちゃんがいてくれるってところがすごく大きい。
この間、父ちゃんが利き手を深く切っちゃって、2、3日だけだったんだけど水仕事ができなくて。
その時の家事の量にはまいったまいった。

トイレ掃除も風呂掃除も洗濯も皿洗いも分担じゃなくて全部一人か~って。
なるほど、全自動洗濯機とか食洗機欲しい人の気持ちわかるなーって、
それまで負担と思わなかったのは、やってくれる人がいたからだって、
父ちゃんありきで家事も回ってたことに改めて気づかされました。
うちは父ちゃんさまさまです。

わたしの知ってる「お父さん」は家事なんてしなかったから
そんな旦那さんは嫌だな、じゃなくて、なしだな、って思ってた。
それは小さい時から。
お父さんが違う人になっても、そこは変わらなかったから
お母さんの中での優先事項じゃないんだってところが不思議だったな。
もちろん、家庭環境や人間関係は家族によっていろいろだから、
こうじゃなきゃいけないってこともないけど。
 
さて、今回のお話。
「塾」と聞くと、どんな場所を思い浮かべますか?
学習塾、進学塾、個別指導塾、、わたしたちを家族で講師として呼んでくれたここ、
「はじめ塾」(http://hajimejyuku.com)は「生活塾」です。

大勢の人が「気持ち良く生活する」ために必要なのは「出し惜しみしない」こと。
出し惜しみしない生き方がいつの間にか身につく、そんな塾って素敵じゃないですか?
そんな素敵なところがあったら子どもを通わせてみたいですよね。
 
わたしがまだ小学生だった頃から、毎月のように家族で合宿に参加し、
一番下の弟、民人(みんと)くんは中学生の3年間寄宿して塾生としてお世話になりました。
 
ここで教えてもらったことは本当にたくさんあるんだけど
「生活が一番大事、だから生活することには手を抜かない」ってあたりなんか
ブラウンズフィールドや笹のいえの生活にすごく通じていて
ここで生活したことによって培われた部分が大きいのかなって思う。
ここがあったから丁寧に暮らしたいと思って、今の生活に繋がっていったのかもしれないなと、
改めて自分のルーツに触れる機会になりました。
 
教育を生活という切り口から行う、はじめ塾の活動の一つ、
市間寮(西丹沢の山中にある古民家を改修した場所)で行われる2泊3日の合宿に参加してきました。
 
合宿では毎回講師がやってきて、いろんなレクチャーをしてくれます。
(年間通してたくさんの講師の生き方に触れることができるのも合宿の魅力の一つ)
今回は、わたしが「もったいない料理」を、若手作陶家の柴田隆澄さんが陶芸体験&野焼きを、参加者と一緒に楽しみました。
 
わたしが小学生だった頃と変わらないその生活を、ちょっと覗いてみましょう。
 
朝起きる時間、ご飯の時間、皆が集まる時の合図は太鼓です。
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少ないルールの一つは「どこで何をしていても太鼓が鳴ったらとにかく集まる」。
太鼓の音は外にいても別棟にいても良く聞こえます。
ただ、誰でもかれでも太鼓を叩けるわけじゃなくて、しっかりと音を出せる子じゃないとできない。
わたしは結局1度もバチを握ったことがありません。
子どもたちにとって「太鼓が叩ける」というのは憧れなのです。
(この時は耕丸が叩いても音が鳴らないようにお兄さんがしっかり押さえてくれました)
 
朝起きたらすぐ正坐の時間があります。
座るのは10分程度と、ほんの短い時間ではありますが
丹田を意識して座るなんて日々の生活の中ではなかなかしないので気が引き締まりました。
「今ここにいる」ことを意識して、座ることに集中する時間です。
わたしが小学生の頃は6時起床の後だとまだ眠たくて、
座りながら寝ていたこともあったと思いますが。。
もちろん座るのは強制ではないので、無理そうなら小学生以上は自分の判断でやめていいんですが、
中学生、高校生のお兄さん、お姉さんがビシッと座っている姿を見ると
幼心に自分もやってみようと思うみたいで、ほのわも座ってました。
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正坐が終わると掃除の時間で、グループごとに分かれて各所を掃除したり、朝ごはんを準備します。
この時、何もしていないのは居場所がない感じになるので
「作業」が苦手なほのわも「何かしてくるー」と走って行きました。
お役に立てたかどうかはわかりませんが。
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ここのご飯はめちゃくちゃ美味しいんですが、
「作業の後みんなで食べる」「間食はしない(腹ペコ)」という隠し味ももちろん効いています。
素晴らしいのが主食の「ごはん」は必ず炊きたてかまど炊き、しかも基本は穀物菜食なところ。
しかも、子どもたちが作って配膳して片付ける(もちろん大人も手伝いますが)まで
少なくても50人分、多かったら120人分とかやっちゃう。
生きる力がつくわけです。
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お風呂も薪で沸かします。
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今でこそ我が家で日々かまどでご飯を炊いていますが、
そういえば、市間寮に通っていた頃は米炊きも任せてもらえないひよっこでした。
きっと同じ年の子が任せてもらえてるのを見てやってみたかったりしたのかな。
覚えてないけど。
 
上級生が下級生のめんどうを見てやったり、
大人が注意しなくても、大きな子が自分より小さな子に注意したり
お手本として、いつの間にか振る舞えるようになる。
ちびっ子たちはそんなお兄さん、お姉さんに自然に憧れて
素直にいうことを聞くし、真似しようとする。
その循環がすごい自然で素敵。
 
わたしは小中高短大と公立の学校で過ごしてきたけど
ずっと頭の中にある、イメージする教育の場は学校じゃなくてここ。
生活の中で生き方や生きる姿勢を教えてくれる、気づかせてくれるところ。
もっとこんな場所が増えてくれたらいいのにな。
 
そんな、「はじめ塾」との出会いはいったいいつ頃だったのかな?
いつからどうして行くようになったんだっけ?
もう少しほのわが大きくなったら、参加者として行かせてみたいな。
もちろん本人が希望してくれればだけど。
 

 

中島子嶺麻

中島子嶺麻

1984年中島デコの長女として生まれる。「おなかの中からマクロビオティック」で育った純マクロっ子。2007年から千葉房総にあるブラウンズフィールドで、日々の調理や イベント、経理などを担当。結婚後、3児をプライベート出産する。2013年高知県に引っ越 し、古民家を修復しながら農的生活をはじめる。2015年むかし暮らしの宿「笹のいえ」として体験型のお宿をスタート。得意料理は、旬の野菜の皮から根っこまでを余さず使うMOTTAINAI料理。著書に「きれいになる「ゆるマクロビ」玄米と野菜のワンプレートごはん」「朝つめるだけ 玄米と野菜の「ゆるマクロビ」弁当」家の光協会、「小さな子のマクロビオティックおやつ」パルコ出版。

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