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うみ•そら•みどりを召し上がれ!
楽しい!嬉しい!気持ちいい!をシェアしたい。素敵な夫婦の新しい結婚式のカタチ。
2016.10. 8
アウトドアウエディング, サスティブル, ピープルツリー, 中島子嶺麻, 糸島
でも絶対に行くって決めてるから、いつかタイミングは来るんだろうな。
でもブータンに行っても、どこに行っても、家にいても、やることもやりたいことも一緒!
家族で美味しいもの作って食べて遊びたい。
まあ、せっかくだから外に行った時は、なるべく他の人、海外だったら現地の人が作った料理を食べたいな。それが刺激になって、また料理を作りたい意欲が湧いて来ちゃうよねー。

国際結婚といえば、デコさんも国際結婚なんですが、ムスメのわたしは英語に苦手意識が強くって、残念ながら海外の人に対する偏見も強くって(義理の父がアメリカ人だったのがトラウマだったのよー)
日本人以外との結婚も、日本以外の場所での子育てもちょっとできそうにないって、20代前半までは思い込んでたな。
でもいろんなカップル、いろんな幸せの形を見て、見聞も20代の頃より広がった最近は、国際結婚も海外移住もなんでもありだなってか、本人が幸せなのが一番いいに決まってるよね。
子どもたちなんか見てると、すっごく羨ましいです。両親どちらかが他国の人の子どものことを、最近は「ハーフ」じゃなくて「ダブル」って言うけど、その通りだよね。両方の国の視点を持てるってことは2倍以上の価値があるかも。
これからの多様化する社会に、両国の架け橋と成り得る存在なんじゃないかな。
だってどっちの国にとっても、子どもって宝物ですものね。
子どもが宝物なら、結婚はその前の大切な通過点。
九州の福岡は糸島に住む、新郎新婦ともに猟師という肩書を持つ友人コーイチくんとちはるちゃんの結婚式に、幸せのおすそ分けをもらいに行ってきました。
(子どもたちと行ける結婚式もそうそうないので、家族旅行兼ねて九州まで陸路で。高知~福岡は休憩入れてだけど、なんと12時間もかかりました。。)
ちはるちゃんはすっかり有名人なので知ってる人も多いのでは。狩猟女子、ちはるの森のちはるちゃんです。
わたしは根っからのベジタリアンなので、お友達だというと驚かれることもあるのですが、実は千葉県在住の頃のご近所さん。
彼女の「と殺ワークショップ」にも参加したことがあります。その頃からちはるちゃんが解体したお肉をコーイチくんが料理するというスタイルだったので、そのふたりが夫婦になるというのは、とても懐かしく嬉しい。
さて、この結婚式のテーマは
「自分たちの手で作るサステナブルなアウトドアウエディング」
これだけでワクワクしてきちゃうのはわたしだけじゃないはず!
キャンプ場に設営された会場に入ったらこんな感じ。どこかのフェスっぽいですね。

カメラクルーが何人もいました。新聞社や雑誌の取材が入ってたようです。結婚式に取材がくるとかびっくりです。
わたし的には結婚式ってそれだけでも忙しいのに、取材を受け入れられるちはるちゃんたちのキャパに頭が下がります。
うちらがそんな取材受けてたら夫婦喧嘩勃発しちゃってたんじゃないかなーって、まあ、普通の結婚式に取材もこないですけど。笑

受付ではこんな手作りのバッジがもらえました。これを人数分作るだけでも気が滅入りそうです。笑。スタッフの皆さんお疲れ様です。
会場には他にも見所がいっぱい。

新郎新婦の控え室がティピだったり。

お祝いの品がモバイルハウスに展示してあったり(この小屋もお祝いらしい)

出店ブースがあったり

自然電力さんのソーラー発電で音が出るDJブースに葦船まで。

子どもたちが珍しがったのはイルミネーション。笑

わたしにツボだったのはCASAプロジェクトのタープ!
そして同じく四国から来た上勝ゼロ・ウェイストアカデミーの資源回収ステーション!
マイ食器持参だったし、わたしはゴミを捨てる機会はなかったけれど。どんな場所でもゴミ問題ってあって、アウトドアってだけで意外と使い捨てが当たり前だったりするウェディングパーティでは、こういう取り組みもできるんだって知ってもらえたらいいですよね。
で、実はこの日九州には台風が近づいていまして、メインであるウェディングセレモニーはけっこうな雨の中行われました。
場所は浜辺です。
雨が激しい&傘が折れたので(汗)写真はオフィシャルカメラマンの福田和貴さんからいくつかお借りします。
大雨の中パラソル持って新郎新婦の入場です。普通、入場はゆっくりですが自然と早足になってましたね。
この時点でもう皆ビショビショです。笑
入場から式の間、ずっと音楽はテントの下でバオバブさんの生演奏でした。お聞かせできないのが残念ですがカッコイイです。
こちらは指輪の交換、、普通の指輪に見えますがなんとこの指輪コーイチくんのおばあさん、ちはるちゃんのお母さんの指輪をリメイクしたものだとか。
祖母から孫へ、母から子へってそれだけでもいい話なのに、新しいものを作るんじゃなくてあるものを使う精神がもう大好きすぎる!
今回コーイチくんともちはるちゃんともゆっくり話できなかったから(糸島のシェアハウスも行けなかったしね。。隣町に住んでいる友人の滞在記事がありました。フットワーク軽くて羨ましい!次回はゆっくり見学しに行きたいな。)
それにしても指輪をリメイクするとか思いつかなかったわー本当、工夫次第でいろんなことができるんですね。
うみをバックに集合写真~わたしと長女と長男はどこにいるでしょう?(父ちゃんと下の子は車中へ避難中でした)
ちはるちゃんが着てるこのウエディングドレス、ピープルツリーのフェアトレードのもので、ビショビショな写真ばかりでは残念なので、雨が降る前のサービスショットももらいました。
二人とも素敵すぎる〜〜本当におめでとうございます!
エシカルウェディングを今後予定している方、こんな素敵なドレスどうですかー!しかも意外と高くないんですよ!
地球にも懐にも優しいってなんて素敵なのかしら。ピープルツリーのエシカルウェディング特集はこちら。
乾杯の後、ステージでは早速ライブが始まりました!
ドリンクブースはこんな感じ。こんなに豪華なバーはなかなかないんじゃないかな。
新郎新婦ともにお酒好きということもあってか、お祝いにお酒を持ってきてる人も多いわ、クオリティも妥協してないわで、ラインナップが素晴らしかったです。
そして、あのタルマーリービールが登場~(父ちゃんが式参加を決めた一番の理由がこれでした)
もう、超美味しかった!次回は鳥取まで行かなきゃなー。
オーガニック白ワインも美味しくって、父ちゃんが何度もリピートしてました。ごちそうさまです。
ご馳走といえばfoodscape!さんが用意してくれたご飯がすごかったです!惚れ惚れしちゃいます。
これ作り上げるのまぢ大変だわ。。
食材には、家族ぐるみで仲良くしている小鮒農園さんの野菜もあり、どの料理にも作り手の想いが感じられて、本当に美味しかった~
そして会場に着いた当初からこどもたちの注目の的だった、the ROYの「お菓子の家」がついにオープン!
結婚式に来たらウェディングケーキが食べられると思っていたほのわさん。。ケーキがないと知るとグズっていたけれど、会場にお菓子の家を見つけると一気にテンションアップ。笑
お菓子の家の中から手を振る新郎新婦
蛇口をひねるとシロップやジュースが出てきます!(すごすぎでしょう)
このタイルクッキーのクオリティの高さ、ハンパ無いです!
でも、すごい心待ちにしていた割にはあまり食べずに車に避難してました。雨に打たれて寒い中では、ビールが進まないように、甘いスイーツも進まなかったみたいです。身体は正直ですね。夜になって悔しがってましたけど。笑
会場のいたるところでマコさんというスケッチジャーナリストさんが、ささっと素敵な絵を次々描いている姿がありました。なんとうちの家族もこんな感じで描いてくれてました。玄人がそっくりです。笑
この結婚キャンプのスケッチアルバムですよね。こんな思い出の残し方もあるんですね。
記録と思うと写真やビデオばかりですが、昔は肖像画だったわけだからなるほど!これも古くて新しい形ですね。
イノシシの丸焼きもご馳走してくれてました!うちの子は興味しんしんでした。
そしてケーキ入刀はなかったけど、うりぼうの解体はありました。
夫婦の共同作業がこれってすごいカッコイイですよね!
ヤギの解体はお手伝いしたことがありますが、動物を解体できる男の人って憧れます。
女性でそれができるなんて、さらにすごいとわたしは惚れ惚れ。
わたしなんて魚の内臓取るのも、今年になってようやく覚えたひよっこです。。
自然からの恵みであるいのちを余すことなくいただき、利用する。
狩猟や屠殺にはいろんな考えや意見があるけれど、結婚式のそこ此処に見ることができるいのちを大切にする気持ちや信念には、共感することがたくさんありました。
わたしはお肉を食べないけれど、食や野菜に対するわたしの想いと通じる部分もあって嬉しかったです。
ステージはまだまだ続いてたけど、、ちはるちゃんの3回目のお色直しの衣装を見たら、そろそろ暗くなってきた&大人もだいぶ寒くなってきたので会場を出ることにしました。
(本当はキャンプするつもりで用意して来てたんだけど、雨なので無理せず宿に泊まることにしました)
あー楽しかった。二人とも結婚本当におめでとう!
天気は残念だったけど、台風も呼んじゃうような二人のこれからが楽しみです。
実は、わたしたち夫婦もアウトドアウェディングがこんなに流行る前に(そんなに流行ってない??)、持ち寄りポットラックのアウトドアウェディングを実家(ブラウンズフィールド)でやったんですよー!7年前は、今以上に親戚から理解されなくて大変でしたけど。笑
お母さんが用意してくれたサプライズには本当に驚いたのをよく覚えています。
普段の仕事に加えて式の準備もすごい手伝ってくれて、全然時間がない中でわたしに気づかれずに用意したサプライズ。感動ものでした。
いったいそれは何だったでしょう。
忘れっぽいお母さんでもこれは流石に覚えているはず!
誕生秘話を聞かせてねー。
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中島子嶺麻
1984年中島デコの長女として生まれる。「おなかの中からマクロビオティック」で育った純マクロっ子。2007年から千葉房総にあるブラウンズフィールドで、日々の調理や イベント、経理などを担当。結婚後、3児をプライベート出産する。2013年高知県に引っ越 し、古民家を修復しながら農的生活をはじめる。2015年むかし暮らしの宿「笹のいえ」として体験型のお宿をスタート。得意料理は、旬の野菜の皮から根っこまでを余さず使うMOTTAINAI料理。著書に「きれいになる「ゆるマクロビ」玄米と野菜のワンプレートごはん」「朝つめるだけ 玄米と野菜の「ゆるマクロビ」弁当」家の光協会、「小さな子のマクロビオティックおやつ」パルコ出版。
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