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うみ•そら•みどりを召し上がれ!

何でも手作り。物や時間を無駄にしない廃棄ゼロ生活。 凄くないですか?

2016.03.26

タンドリー釜, ブラウンズフィールド, 廃棄ゼロ, 手作り, 笹のいえ

「もったいない母ちゃん」と言われる理由

ほんと。こんな宿が増えたら楽しいね。渡貫家、最先端を行ってると思いますよ。
宿にこだわらず、みんなが旅人を気楽に迎え入れることができたらいいよね。
お金の事。考えさせられますね。
お金に余裕のある人は多く払って、持ってない人は出せるだけ出す。もしくは、お金ではなく、物々交換でいろんな事が回っていけたら素敵です。
まぁ、全部でなくても、できるだけチャレンジしていけたら、いいな。と思っています。

すでにブラウンズフィールドでも、ラベルのデザインしてくれたお礼にお米で〜。とか、農業機械を使わせてもらったお礼に、労働で〜。とか、そんな交換は当たり前のように、成り立ってきています。
こんな下地ができたのも、シネマと洋介さんのおかげかな。

とりあえず、シネマはとってもケチです!
ケチと言うと語弊がありますが(笑)、物や時間を無駄にしない。安易に買わず、ある物を使い倒す。と言うのを徹底していました。
おかげさまで、ブラウンズフィールドにスタッフがたくさんいても、収入が多くなくても、みんなで楽しく暮らしてこれました。

料理一つとっても、野菜の皮をむかないのは当たり前。芯や茎を使うのは当たり前。硬いところや玉ねぎの皮は出汁にする。トマトやナスのヘタまで刻んでスープやサラダに入れます。つけ汁、ドレッシングの余り、ひじきの戻し汁等々、とにかく、なんでもとっておいて、サクサクリサイクル。
野菜を蒸した蒸し器の底のお湯を捨てて、シネマに怒られたことがあります(苦笑)。
おかげで、ブラウンズフィールドのまかないご飯は、絶妙な味の美味しいものばかりが毎日並びます。が、二度と作れません。笑。

シネマは「もったいない母ちゃん」の名を欲しいままに勝ち取り、みんなに尊敬され(&恐れられ、笑)ブラウンズフィールドの一つの時代を築いてくれました。
今でこそ、少し緩めになってはいるものの
「シネマさんの時はね、これをこうしていたんだよ」
などと、先輩から後輩に引き継がれています。
と言うわけで、ブラウンズフィールドの宿泊やカフェは、廃棄ゼロです。凄くないですか?

世界中のレストランやお店が廃棄ゼロを目指したら、良い質のものを作って、最後までみんなで分かち合えたら、世界が一気に変わると思います。
まずは、それぞれの家庭で、自分の食べるものから変えていけるといいですね。
さてと。シネマとリレーしていると、ついつい文字ばかりになってしまいますね(笑)

 

手作り「タンドリー釜」で美味しいナンを焼いてみた

最近ブラウンズフィールドでやったワークショップで作ったものを写真を交えてご紹介しますね。
講師は、経験豊富でなんでも手作りしちゃう男。山納敏之さん。お隣は山納さんを支える奥さんのみわさん。s_38-1.JPG
山納さん、見かけによらず、こんな可愛いお家も造っちゃうんですよ。s_38-2.jpg
去年久しぶりに、仕事で寄らせていただいた名古屋の平田寺さんで再会。
「ブラウンズフィールド一度行きたかったんで、ワークショップでもなんでもしますよ。行きますよ。」って事になり、本当にいらしてくださいました。

作ったのは、ホームセンターに売ってるものだけでできる持ち運びができる「タンドーリ釜」。
必要なのは、
<材料>
ブリキのゴミバケツ。素焼きの植木鉢。耐熱レンガ。セメント。砂。パーライト。ラス網。
<道具>
バケツ。スコップ。グラインダー(金属用の刃とレンガ用の刃)。インパクトと金属用のドリルの刃。トタン用金切りハサミ。コテ。
以上です。
 
まず、ブリキのゴミバケツの底から8cmくらいのところにレンガの大きさにマジックで印をつける。
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インパクトで印の四隅に穴を開ける。
グラインダーに金属用の刃をつけて、印のところに穴を開ける。
s_38-4IMG_6106.JPG
レンガ用の刃に替えて、植木鉢の口側に耐熱レンガの大きさに穴を開ける。
s_38-5IMG_6108.JPG
素焼きの植木鉢の底から4cmを印をつけて切り取る。
s_38-6IMG_6111.JPG 
スコップ1杯のセメントと、砂を3杯。水でこねて、バケツの底に敷いて平らにならす。
s_38-7IMG_6151.JPG
レンガを新聞紙で包みバケツに差し込み。植木鉢を逆さにして入れる。
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その上にパーライトを詰める。
今度はスコップにセメント2杯、砂6杯を混ぜ、水多めでトロトロに溶き、パーライトの上に流す。
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ラス網を切って、その上に敷き、またトロトロセメントを淵の少し下まで入れる。
1時間くらい寝かせてから、セメントの粉を薄く撒いて、しなるコテで撫でるとツルツルになる。
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固まったら、出来上がり〜!半日で出来ちゃいます!
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さて、これでナンを焼きます。青空の下、みんなで野外調理。気持ちいい〜!
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発酵させたパン生地を丸めておきます。
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タンドーリ釜の底に炭を入れ、火をつけて釜を暖めます。
麺棒でのばします。
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粘土コネみたいで楽しいね。
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タオルを丸めさらしで包んだものでエイッと、釜の淵にぶら下げます。
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だんだん膨れてきました。
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しばらく待つと、コンガリ、美味しいナンが焼けました。
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カレーと一緒に召し上がれ〜。美味しいですよ!
s_38-20IMG_6148.JPG
 
この後、神崎でお蔵フェスタがあったので、この釜を持って行って、ナンとカレーを300食売りましたよ〜。
もちろん、美味しいから売れたと思うのですが、店の前でナンを焼くライブ感が良かったと思われます。楽しいです。
是非、皆さんも作ってみてくださいね。
 
三納さんは、滞在の間、しまいこんでいたティピーインディアンテントとも言われる円錐型のテント)を立ててくれたり、こまごました大工仕事をしてくれたりと大活躍。
有り難い存在でした。
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ティピーの中で火を囲んで食べる鍋。心も身体もあったまって最高です。
 s_38-22IMG_6295.JPG
そんな三納さん。
つい先日終わった不思議なご縁がいっぱい、濃い人いっぱいの『高橋あゆむさん本作りワークショップ』に出て、あれよあれよと話しが進み、なんと2か月後に本が出ることになりました。もしかしたら、今年中に大有名人になっているかもしれません。要チェックです!

そんなこんなで、ブラウンズフィールドには、相変わらず、いろんな”まれびと”が来て賑わっています。
「笹のいえ」も面白い人がたくさん来ているんじゃないのかな?

シネマさ〜ん。最近どんな”まれびと”が来ましたかぁ〜?
中島デコ

中島デコ

1958年東京都生まれ。料理研究家。16歳でマクロビオティックに出会い、25歳から本格的に学び始める。86年東京下北沢でマクロビオティックの料理教室「ワンダーマミー」を主宰。二度の結婚で2男3女の母となり、99年フォトジャーナリストの夫エバレット・ブラウンとともに千葉県いすみ市に移住。田畑つき古民家スペース「ブラウンズフィールド」を立ち上げる。田園を望む「ライステラスカフェ」や「慈慈の邸」のほか、料理教室やデトックスプログラムなどのイベントも開催。『中島デコのマクロビオティック 玄米・根菜・豆料理』、『小さな子のマクロビオティックおやつ』(娘の渡貫子嶺麻との共著。共にパルコ出版)など著書多数。

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