
「クラウドファンディング」って知っていますか?
私は去年の今頃まで、全く知りませんでした。
「クラウドファンディング」は、インターネット上のクラウドファンディングサイトに、自分のやりたい事や夢をのせて、それを叶えるための必要な資金を不特定多数の人から集めるシステムです。
支援して欲しい人は、いくつかのギフトを用意し、支援する人はそのギフトをもらうかわりに、カードで支援金を振り込みます。
支援して欲しい人は目標額を掲げ、その額に到達しなければ、全くもらえず、それ以上集まれば、手数料を差し引いた額が口座に振り込まれるのです。
海外ではかなり一般的になっているようですが、日本では、まだあまり知られていないし、クラウドファンディングのサイトを見たり、ましてやお金を振り込む人は、とても少ないのが現状です。
が、私は、去年の暮れ、無謀にもそのクラウドファンディングに挑戦してみたのです。
理由は、ブラウンズフィールドのお隣の『古民家を守るため』でした。
ブラウンズフィールドのお隣は、約2000坪程の敷地に、木々や果樹がたくさんあり、築200年の大きな古民家におばぁちゃんがお一人で住んでいたのですが、ご高齢のため息子さんの家に引っ越す事になったのです。
始め、私たちに譲ってくださるとの事だったのですが、そんな資金は無く、どうしようかと迷っているうちに、
あっと言う間に不動産屋さんが、ポンと1000万円で買ってしまったのでした。
あわてて、その不動産屋さんに行き、そこをどうするつもりなのかと聞くと、
「更地にして、倉庫や建て売り住宅をいくつも建てる」との事。
びっくりしました…………。せっかくの美しい古民家や景色が台無しです。果樹や樹木もかわいそう。



不動産屋さんに、なんとか資金繰りをするから待ってくれないか?と頼むと、
2014年の2月の終わりまでに手付け金500万円を持ってくれば、着工するのを半年待つので、その後、10月終わりまでに1000万円を用意しろ、との事。
途方にくれましたよ。
だが、しかし、おめおめと引き下がる分けにはいきません!
いろんな方に相談していたら、ある方に「、クラウドファンディングはどうだろう?」と薦めていただいたという訳です。
それからの私は、今年の2月末に向けて、手付金を集めるべく、なれないパソコンにかじりついて、「クラウソファンディング」の自分のページのサイトを立ち上げ、ギフトを考えてアップし、知り合いという知り合いに支援してもらえるよう、お願いして回りましたよー。必死でした。
これが、そのクラウドファンディングの古民家プロジェクトのページです。
http://shootingstar.jp/projects/424
そして、何と!ついに!目標額をはるかに超える7,063,289円が集まったのです!
後は、残りのお金を借りるべく、書類を揃え、金融公庫に申請してお金を借りて、ついに、先週10月14日に不動産屋さんから買い取ることができたのです!
お隣の古民家と敷地が守られたのです!本当にうれしい!
家族や友人や知り合いや、知らない人までも、お隣の土地を守るために応援してくれたおかげです。
ここがみんなの田舎になるように、たくさんの人が集い、子供達が走り回る素敵な場所になるようにしていきたいです。
今後また、いろんな方に手伝っていただきながら、変わって行くと思うので、ここがどうなっていくかを楽しみにしていてください。
ビフォー、アフターを楽しんでいただきたいので、是非、ライステラスカフェにお食事にいらした時にでも、お隣の古民家を見学して行ってくださいね。
契約が成立した日、記念に古民家の前で、エバレットさんと交代で写真を撮りました。喜びがあふれてる?かな?笑。


この後、二人で、日のあたる縁側で、昨年からの、いや、引っ越してからの15年間の怒濤の日々を振り返りつつ、しばし、ぼーっとしてしまいました。
応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!
私は去年の今頃まで、全く知りませんでした。
「クラウドファンディング」は、インターネット上のクラウドファンディングサイトに、自分のやりたい事や夢をのせて、それを叶えるための必要な資金を不特定多数の人から集めるシステムです。
支援して欲しい人は、いくつかのギフトを用意し、支援する人はそのギフトをもらうかわりに、カードで支援金を振り込みます。
支援して欲しい人は目標額を掲げ、その額に到達しなければ、全くもらえず、それ以上集まれば、手数料を差し引いた額が口座に振り込まれるのです。
海外ではかなり一般的になっているようですが、日本では、まだあまり知られていないし、クラウドファンディングのサイトを見たり、ましてやお金を振り込む人は、とても少ないのが現状です。
が、私は、去年の暮れ、無謀にもそのクラウドファンディングに挑戦してみたのです。
理由は、ブラウンズフィールドのお隣の『古民家を守るため』でした。
ブラウンズフィールドのお隣は、約2000坪程の敷地に、木々や果樹がたくさんあり、築200年の大きな古民家におばぁちゃんがお一人で住んでいたのですが、ご高齢のため息子さんの家に引っ越す事になったのです。
始め、私たちに譲ってくださるとの事だったのですが、そんな資金は無く、どうしようかと迷っているうちに、
あっと言う間に不動産屋さんが、ポンと1000万円で買ってしまったのでした。
あわてて、その不動産屋さんに行き、そこをどうするつもりなのかと聞くと、
「更地にして、倉庫や建て売り住宅をいくつも建てる」との事。
びっくりしました…………。せっかくの美しい古民家や景色が台無しです。果樹や樹木もかわいそう。

不動産屋さんに、なんとか資金繰りをするから待ってくれないか?と頼むと、
2014年の2月の終わりまでに手付け金500万円を持ってくれば、着工するのを半年待つので、その後、10月終わりまでに1000万円を用意しろ、との事。
途方にくれましたよ。
だが、しかし、おめおめと引き下がる分けにはいきません!
いろんな方に相談していたら、ある方に「、クラウドファンディングはどうだろう?」と薦めていただいたという訳です。
それからの私は、今年の2月末に向けて、手付金を集めるべく、なれないパソコンにかじりついて、「クラウソファンディング」の自分のページのサイトを立ち上げ、ギフトを考えてアップし、知り合いという知り合いに支援してもらえるよう、お願いして回りましたよー。必死でした。
これが、そのクラウドファンディングの古民家プロジェクトのページです。
http://shootingstar.jp/projects/424
そして、何と!ついに!目標額をはるかに超える7,063,289円が集まったのです!
後は、残りのお金を借りるべく、書類を揃え、金融公庫に申請してお金を借りて、ついに、先週10月14日に不動産屋さんから買い取ることができたのです!
お隣の古民家と敷地が守られたのです!本当にうれしい!
家族や友人や知り合いや、知らない人までも、お隣の土地を守るために応援してくれたおかげです。
ここがみんなの田舎になるように、たくさんの人が集い、子供達が走り回る素敵な場所になるようにしていきたいです。
今後また、いろんな方に手伝っていただきながら、変わって行くと思うので、ここがどうなっていくかを楽しみにしていてください。
ビフォー、アフターを楽しんでいただきたいので、是非、ライステラスカフェにお食事にいらした時にでも、お隣の古民家を見学して行ってくださいね。
契約が成立した日、記念に古民家の前で、エバレットさんと交代で写真を撮りました。喜びがあふれてる?かな?笑。
この後、二人で、日のあたる縁側で、昨年からの、いや、引っ越してからの15年間の怒濤の日々を振り返りつつ、しばし、ぼーっとしてしまいました。
応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!
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中島デコ
1958年東京都生まれ。料理研究家。16歳でマクロビオティックに出会い、25歳から本格的に学び始める。86年東京下北沢でマクロビオティックの料理教室「ワンダーマミー」を主宰。二度の結婚で2男3女の母となり、99年フォトジャーナリストの夫エバレット・ブラウンとともに千葉県いすみ市に移住。田畑つき古民家スペース「ブラウンズフィールド」を立ち上げる。田園を望む「ライステラスカフェ」や「慈慈の邸」のほか、料理教室やデトックスプログラムなどのイベントも開催。『中島デコのマクロビオティック 玄米・根菜・豆料理』、『小さな子のマクロビオティックおやつ』(娘の渡貫子嶺麻との共著。共にパルコ出版)など著書多数。
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