
さて、高知県土佐町の山奥、私の娘家族が住み着いた『笹の家』の続きです。
ここは、山奥の集落からさらにポツンと離れた場所にあるので、見渡しても周りに家は見えません。大きな声で歌っても泣いても大丈夫です。笑。
お散歩に連れていってもらいました。

道なき道を降りていくと、とっても澄んだきれいな川が見えます。
泳いでいる魚まで見えます。

その川には『笹の家』に行くために昔使っていたという吊り橋が。。
ゆくゆくは、この吊り橋を再生させて渡れるようにしたいそうです。が、楽しみだけど、ちょっと、こわい。。。

夕方、孫のほの波(ほのわ)がお風呂を沸かしてくれました。

3歳から薪でお風呂を沸かせる事ができるなんて、すごい。
東京では、落ち葉焚きをしても、法律に触れるという昨今。子供達は、生の火の火の美しさや火の怖さや熱さやゆらめきや変化や凄さを体感できる機会を奪われてしまっています。
大人だってそうだね。残念な事です。だって、人間は、火を発見したから進化したんじゃなかったっけ?電磁調理器や電子レンジばっか使っていたら、電磁波うんぬんもさることながら、きっと、人間は、人間の感覚や機能は退化してしまうんじゃないかと思うのですが、どんなもんでしょうかね?
ちなみにこれが、洋介さん手作りの五右衛門風呂。

直火焚きなので、板を踏んで入ります。まだこんな風呂釜が売ってるってとこがすごいですね。意外にとっても早く沸きます。そして、もちろん、身体の芯からあったまります。
トイレは外の小屋、お風呂の隣にあります。もちろんコンポストトイレ。

バケツ式です。用をたしたら、おがくずや葉っぱをかけておいて、毎日運んで溜めて肥料にします。それでまた野菜を作る。シンプルで小さな循環。パーマカルチャーですねー。
2つあるのは、おしっことうんちを分けるため。自動で分けます。(自分でお尻を動かしての自動です。笑)
まぁ。もちろん、ここまでできる人も場所も少ないとは思いますが、それにしても、みんな自分の排泄物に責任を持った方がいいと思う。
水に流して、はい、終わり。じゃなくてね。少なくても、大きなお便りと小さなお便りを良く見て、嗅いで感じて食べたものと照らし合わせて反省してね。
あと、飲めるような水をじゃんじゃか流すのも、もったいないし、おかしいって思って欲しい。トイレに流す水問題が無かったら、こんなにたくさん日本中にダムを作らなくてもよかったかもしれないのです。川の生態系も崩れずにすんだかもしれないのです。せめて、流す時に、きれいで安全な水が自由に手に入らない世界の人に思いを馳せて、こうして暮らせる事に感謝し、なるべく節約するのはどうだろう?
おっと、言い出したらきりがないので、このへんで。
とにもかくにも、ミニマムにサスティナブルに生きようとしているこの愛すべき若い家族を見守り、是非エールを送ってやってくださいな。今後、多分いろんなハプニングもおこる事でしょう。そんな事もどしどし、乗り越え、逞しく生活していって欲しいものです。来年くらいから、この『笹の家』で子供のキャンプや、少人数の体験スティなんかも始めるそうですので、是非、行ってやってくださいね。ホームページとかできたら、またお知らせさせてください。
という事で、高知『笹の家』のレポートでした。
長くてすみません。最後まで読んでくださり、ありがとー!

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ここは、山奥の集落からさらにポツンと離れた場所にあるので、見渡しても周りに家は見えません。大きな声で歌っても泣いても大丈夫です。笑。
お散歩に連れていってもらいました。
道なき道を降りていくと、とっても澄んだきれいな川が見えます。
泳いでいる魚まで見えます。
その川には『笹の家』に行くために昔使っていたという吊り橋が。。
ゆくゆくは、この吊り橋を再生させて渡れるようにしたいそうです。が、楽しみだけど、ちょっと、こわい。。。
夕方、孫のほの波(ほのわ)がお風呂を沸かしてくれました。
3歳から薪でお風呂を沸かせる事ができるなんて、すごい。
東京では、落ち葉焚きをしても、法律に触れるという昨今。子供達は、生の火の火の美しさや火の怖さや熱さやゆらめきや変化や凄さを体感できる機会を奪われてしまっています。
大人だってそうだね。残念な事です。だって、人間は、火を発見したから進化したんじゃなかったっけ?電磁調理器や電子レンジばっか使っていたら、電磁波うんぬんもさることながら、きっと、人間は、人間の感覚や機能は退化してしまうんじゃないかと思うのですが、どんなもんでしょうかね?
ちなみにこれが、洋介さん手作りの五右衛門風呂。

直火焚きなので、板を踏んで入ります。まだこんな風呂釜が売ってるってとこがすごいですね。意外にとっても早く沸きます。そして、もちろん、身体の芯からあったまります。
トイレは外の小屋、お風呂の隣にあります。もちろんコンポストトイレ。

バケツ式です。用をたしたら、おがくずや葉っぱをかけておいて、毎日運んで溜めて肥料にします。それでまた野菜を作る。シンプルで小さな循環。パーマカルチャーですねー。
2つあるのは、おしっことうんちを分けるため。自動で分けます。(自分でお尻を動かしての自動です。笑)
まぁ。もちろん、ここまでできる人も場所も少ないとは思いますが、それにしても、みんな自分の排泄物に責任を持った方がいいと思う。
水に流して、はい、終わり。じゃなくてね。少なくても、大きなお便りと小さなお便りを良く見て、嗅いで感じて食べたものと照らし合わせて反省してね。
あと、飲めるような水をじゃんじゃか流すのも、もったいないし、おかしいって思って欲しい。トイレに流す水問題が無かったら、こんなにたくさん日本中にダムを作らなくてもよかったかもしれないのです。川の生態系も崩れずにすんだかもしれないのです。せめて、流す時に、きれいで安全な水が自由に手に入らない世界の人に思いを馳せて、こうして暮らせる事に感謝し、なるべく節約するのはどうだろう?
おっと、言い出したらきりがないので、このへんで。
とにもかくにも、ミニマムにサスティナブルに生きようとしているこの愛すべき若い家族を見守り、是非エールを送ってやってくださいな。今後、多分いろんなハプニングもおこる事でしょう。そんな事もどしどし、乗り越え、逞しく生活していって欲しいものです。来年くらいから、この『笹の家』で子供のキャンプや、少人数の体験スティなんかも始めるそうですので、是非、行ってやってくださいね。ホームページとかできたら、またお知らせさせてください。
という事で、高知『笹の家』のレポートでした。
長くてすみません。最後まで読んでくださり、ありがとー!
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『中島デコのマクロビオティック 玄米・根菜・豆料理』(パルコ出版)
『小さな子のマクロビオティックおやつ』(パルコ出版)
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中島デコ
1958年東京都生まれ。料理研究家。16歳でマクロビオティックに出会い、25歳から本格的に学び始める。86年東京下北沢でマクロビオティックの料理教室「ワンダーマミー」を主宰。二度の結婚で2男3女の母となり、99年フォトジャーナリストの夫エバレット・ブラウンとともに千葉県いすみ市に移住。田畑つき古民家スペース「ブラウンズフィールド」を立ち上げる。田園を望む「ライステラスカフェ」や「慈慈の邸」のほか、料理教室やデトックスプログラムなどのイベントも開催。『中島デコのマクロビオティック 玄米・根菜・豆料理』、『小さな子のマクロビオティックおやつ』(娘の渡貫子嶺麻との共著。共にパルコ出版)など著書多数。
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