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雨空と心を華やげる、彩り豊かな傘と出会う代官山「cocca」

2015.07.19

cocca, 代官山, , 東京, 梅雨,

梅雨時は、怪しい雲行きを観察したり、天気予報をチェックしたりして、雨に備えて出かけることも多い日々。時には不意打ちの雨に、思わずイライラしたり、気分が塞いだりしてしまうこともあります。
 
cocca代官山
 
けれど、たった1本、お気に入りの傘があるだけで、不思議と気分は変わるもの。東京の東急東横線代官山駅を降り、5分ほど歩くと、緑に覆われた真っ白な四角い建物のお店「cocca」が現れます。
 
ここで、どんより湿った雨の日も、梅雨の開けた日差しの強い本格的な夏の日も、欠かさずに使いたくなる、ココロオドル傘たちに出会いました。

職人さんの熟練の技術と想いをカラフルな生地に託して

「cocca」は、来年で10年目を迎える、ファブリック専門店。お店の中には色とりどりの生地がずらりと並べられ、天井の高い店内には、どれも場がぱっと明るくなる色柄物ばかり。

cocca店内の様子
 
「cocca」の齋藤 周子さんは、「扱っている生地は、すべて日本製でこだわりのものばかり」と話します。
 
「高い染織技術をもつ日本の職人さんたちの力と、現代の日本のテキスタイルデザインを『cocca』というお店から多くの人に伝えていきたいという想いがあります。そのため、店内には常時150種類ほどの布を揃えて、お客さんご自身で見て触れて、楽しんでいただけるようにしています。」
 
coccaスタッフ
coccaの齋藤 周子さん
 
まだ知られていない生地の魅力をより多くの人に知ってもらうため、洋傘の老舗製造メーカー「MOONBAT」とともに、6年ほど前からオリジナルの傘の制作を始めました。
 
今では毎年、梅雨前の季節に合わせて、図柄はもちろんのこと、機能や形、柄のデザインまでこだわり抜いいた新作の傘を、数種類ずつ発売しています。
 
cocca店内
 
生地は全てオリジナルで、社内のデザイナーによる企画もあれば、日本のクリエイターや作家の方とコラボレートして作るものも多いとのこと。
 
傘以外にも、洋服やポーチ、クッションカバーなども販売しています。
 
開放された扉から、ちらりと見える色とりどりの色柄に引き寄せられ、雑貨屋さん感覚でふらりと立ち寄ることができるのが「cocca」の特徴です。

洋服を選ぶように傘をコーディネート

様々な生地を扱う「cocca」ですが、梅雨の時期になると、やはり傘を目当てに訪れるひとが急増するといいます。
 
傘は洋服のように、コーディネートして使っていただけるもの。顔色が映える色合いかどうか、形が肩幅や背丈に合っているかなど、選ぶ上では大事なポイントです。
 
ですから、傘を選ぶときは店内にある大きな鏡の前で、『いいな』と思った傘は実際に差してみて、全体の雰囲気を確認しながら、時間をかけて選んでいただきたいですね」と、齋藤さん。
 
cocca店内
 
お気に入りのデザインでも、長傘と折りたたみでは、開いたときのフォルムや、幅の広さが変わり、差したときのバランスがまったく違うということもあります。
 
たかが傘、されど傘。本当に気に入ったものを持っているだけで、雨の日のゆううつが軽くなるだけでなく、安心感も生まれます。
 
今は、コンビニやドラッグストアなど、いつでもどこでも簡単に手に入り、使い捨てできてしまう傘。だからこそ、自分にとって特別な1本と出会えたときの喜びと、その傘を使う贅沢な時間は、何物にも変えがたいのかもしれません
 
次回は、用途別に「cocca」の新作傘を、ご紹介していきます。

このお店の情報

cocca 
  • 住所:東京都渋谷区恵比寿西1-31-13
  • 電話番号:03-3463-7681
  • 最寄駅:東急東横線 代官山駅
  • 営業時間:11:00~19:00
  • 定休日:月曜日
  • 公式サイト:cocca
  • オンラインショップ
中條美咲

中條美咲

昭和64年1月3日 長野県生まれ。 2014年 暮らしの中で出会ったものや人、そこから感じたことを文章で伝えていきたいと思い 「紡ぎ、継ぐ」というブログを始める。” 見えないものをみつめてみよう。” ということをテーマに、書くことを通じて多くの出会いに触れながら、感じる力を育てていきたい。 現在は「灯台もと暮らし」と「PARISmag」にてライターとして活動中。

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