今では化粧と言うと、あれこれ塗りつけたり、よりくっきりとした顔立ちにしたり顔の部位を強調し、飾り立てるための行為、というイメージが定着しているように思います。
近年では、短いサイクルで様々な流行りが巻き起こり、季節によって化粧のトレンドは目まぐるしく変わっていきます。けれど、それらとは無縁の「自分自身を表現する」ためには、すはだの美しさがあれば十分ではないのでしょうか。
定番の口紅があれば、それでいい
心強いアイテムを一点だけ使うなら、流行り廃りに左右されない定番の口紅をおすすめします。
筆者である私が定番の口紅を持ち始めて、かれこれ3年。それまでは季節や気分で色々なタイプの口紅やリップグロスに手を出していたものの、その都度買い足しては使いきれず、煩わしいと感じるようになりました。

自分に似合う定番の一本を探そう!と思いつき、出会ったのが、この一本。気づけばこの口紅も3代目です。
なぜ、この口紅でなければならないのか。
それは、黒髪である私の肌色に馴染み、その上、女性らしくいられる色味だったからです。艶っぽく、つけるだけでピンと背筋が伸びるような、そんな口紅なのです。
それは、黒髪である私の肌色に馴染み、その上、女性らしくいられる色味だったからです。艶っぽく、つけるだけでピンと背筋が伸びるような、そんな口紅なのです。
今では化粧直し用のポーチは持ち歩かずとも、口紅とリップスティックだけは欠かさず暮らしています。「この口紅があれば大丈夫」と、気持ちの支えにもなり、すっかり「すはだを活かす一本」として定着してくれたように感じています。
たかが口紅、されど口紅
今ではお守りみたいに大事な存在として、メイクをすること以上に『私』を表現するための心強い相棒となっている、口紅。


定番の口紅を持つことは、すはだを” 隠す ”のではなく、私らしさを” 表現する ”ためのとってもシンプルで取り入れやすい、すはだ美人への第一歩ではないでしょうか。
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中條美咲
昭和64年1月3日 長野県生まれ。 2014年 暮らしの中で出会ったものや人、そこから感じたことを文章で伝えていきたいと思い 「紡ぎ、継ぐ」というブログを始める。” 見えないものをみつめてみよう。” ということをテーマに、書くことを通じて多くの出会いに触れながら、感じる力を育てていきたい。 現在は「灯台もと暮らし」と「PARISmag」にてライターとして活動中。
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