ネギは、11月から2月ごろに旬を迎える、冬の野菜です。寒さが増すごとに甘みやとろみが出て、鍋や焼き鳥には欠かさず登場する食材です。とはいえ、朝食として食べられることは、あまりないかもしれません。
今日は、朝に食べると良いこと尽くしのネギの効能と、おすすめの食べ合わせをご紹介します。
今日は、朝に食べると良いこと尽くしのネギの効能と、おすすめの食べ合わせをご紹介します。
ネギの種類もいろいろ

「ネギ」というと、地域によって連想されるイメージは異なるといわれています。一般的に知られているネギは、大きく分けて2種類。「長ネギ」と「青ネギ(葉ネギ)」です。
長ネギの白い部分には、辛み成分「アリシン(硫化アリル)」が豊富に含まれています。具体的には、血栓ができるのを予防して、血液をサラサラにしてくれたり、リラックス効果をもたらしてくれたりする効果があります。
冷え込んだ朝は、からだを温めることが大切

ネギは、腎を温める「熱性」の食材に分類されます。眠りから覚めた朝のからだは冷えているので、1日を始めるためには、まずは冷えを取り除いてあげたいですね。
ネギをよく噛んで食べると、冷えていた腎が刺激され、からだをゆっくりじんわり温めることができます。
胃に優しい食材を組み合わせて
ただ、ネギには強い香りや辛みがあり、苦手な人も多いかも。

「朝から胃や腎に刺激のあるものはちょっと… 」という方は、胃の粘膜を守る食材や、消化機能を助けてくれる食材をネギに組み合わせましょう。それには、里芋や大根、オクラや豆腐など粘り気のあるものや水分を多く含む食材がおすすめです。
また、根っからの冷え性で、からだを内側から温めたいという方には、玉ネギや梅干しとの組み合わせが良いとされています。ただし、急いで食べると、からだが一気に熱を持つことになるので、ゆっくり食べましょう。
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中村円香
1992年、愛知県名古屋市生まれ。東京都在住。 野菜と果物をこよなく愛し、地域の伝統野菜に目がない。各国の菜食事情に興味があり、いつか世界菜食旅行をすることが夢。
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