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太りにくい魔法の油!生活習慣病の予防にもなる「アボカドオイル」とは
2016.03. 9
メキシコやインドネシアで多く生産されているアボカド。日本には1970年代後半から輸入され始め、今やその栄養価の高さと幅広い料理に使える便利さから、虜になる女性が多いくだものです。
「森のバター」とも呼ばれるアボカドですが、そのアボカドからできた「アボカドオイル」は、すはだとからだを整えてくれる強い味方なのです。

その「アボカドオイル」を日本のどこよりも早く輸入し、製法も徹底して安心安全なものにこだわる株式会社YAKABEさんに、アボカドオイルがほかの油と何が違うのかを伺ってきました!
フレッシュジュースのような製法の「アボカドオイル」
アボカドオイルとは、文字通りアボカドから抽出されたオイルのこと。不飽和脂肪酸を含むアボカドは、ビタミンE、オレイン酸、ビタミンB群のほか、食物繊維やビタミンCの含有量が多く、肌を健康に保ってくれます。
これらの栄養分により、便通改善や肌の保湿力のアップ、高血圧や動脈効果予防などが期待できます。
アボカドの皮や果肉に含まれる抗酸化作用は極めて強く、酵素も多く含まれるため、ほかの果物や野菜に比べて農薬の散布回数が少なく、残留率も低いことが特徴です。また、オイルにおいては皮と種を取り除いてアボカドの身のみを材料にするため、果肉であるライトグリーンの部分だけがオイルになるのです。そのため、アボカドオイルは薄い黄色もしくは緑っぽい色をしています。

たとえば、YAKABEさんのアボカドオイルは、1本につき20個〜25個のアボカドを贅沢に使用しています。「ニュージーランド産の新鮮なアボカドのみを使っています。輸入元のオリバード社と契約し、農家さんが丁寧にアボカドを作っているんです」と、担当の福田さん。


オリーブオイルやアーモンドオイルなどと異なる点は、アボカドオイルは果肉のみを搾って作るということ。皮や種から果実の部分のみをくりぬいてオイルを作るので、種ごと抽出するオリーブオイルなどに比べてアボカドそのものの風味が感じられ、フレッシュジュースに近いともいえます。
アボカドオイルは和洋どちらの料理も相性抜群
それでは、アボカドオイルはどんな食べ物に合わせると良いのでしょうか。
福田さん曰く「サラダや豆腐のほか、納豆にかける食べ方がおすすめ」だそう。イカや白身魚のカルパッチョ、そしてマグロのお刺身にもアボカドオイルはぴったりとのことです。また、卵との相性が良く、卵焼きや目玉焼きにかけても美味しいのだとか。

サーモンサラダにもアボカドオイルは相性◎
料理にかけるだけでなく、スムージーやジュースにもオイルを数滴入れることで、野菜やくだものに含まれる栄養分が体内へ吸収されやすくなります。また、便秘が気になる方は、午前中に、ヨーグルトやバナナにかけて食べると効果的です。
サラダにいつも市販のドレッシングをかけている、という方にとっては、オイルそのものをサラダにかけるというのは少し物足りないかもしれませんが、アボカドオイルに塩や酢を少量加えたり、醤油と混ぜて和風にしたりすると、オリジナルの簡単ドレッシングを作ることもできますね。
菜種油やオリーブオイルに比べて熱や酸化に強いアボカドオイル。少しずつ日常に取り入れてみると、肌やからだの保湿力につながっていくかもしれません。
- 参考・取材協力:株式会社ヤカベ
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中村円香
1992年、愛知県名古屋市生まれ。東京都在住。 野菜と果物をこよなく愛し、地域の伝統野菜に目がない。各国の菜食事情に興味があり、いつか世界菜食旅行をすることが夢。
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