睡眠時間は、忙しい毎日を送る現代人の貴重な充電タイム。夜、ぐっすりと眠って、たっぷりエネルギー補給をするためには、どうしたらいいのでしょうか?
睡眠改善インストラクター・大西秀忠さんが、快眠のために、1日の中で心がけるとよい3つの習慣を教えてくれました。
その1:光を浴びる(起床して、2~3時間の間)

夜、よく眠るために大切なのは、体内時計を整えていくこと。そのスタートとなるのが、朝の光です。
もしも、前の日の睡眠が不規則だったとしても、朝、きちんと起きて、陽の光に浴びることができれば、体内時計がリセットされていきます。
夜、きちんと眠るためにも、まずは朝日がまぶしい時間帯に起きることから始めてみましょう。
その2:目を閉じて休憩する(起床して、6時間後)

朝、6時か7時に起きてから、6時間後というと、昼時になります。午前中に仕事をこなし。疲れて眠たくなる時間なので、このときに少しからだを休めておくとよいでしょう。
仮眠ができればよいのですが、会社勤めなどでそれは難しいという人は、休憩代わりに少しだけ目を閉じる時間を作るだけでも効果大です。
その3:からだを動かす(起床して、11時間後)

人は、体温の上昇と下降の差が大きいときに眠たくなります。
なので、朝、起きてから11時間くらい経過したとき、つまり夕方に運動をして体温を上げておくと、それから徐々に体温が低くなり、夜には心地よく眠りに誘われるはず。
なので、夕暮れどきになったら、からだを少し動かしてみるとよいでしょう。
激しい運動をする必要はありません。ちょっとしたストレッチなどで大丈夫。あるいは、姿勢を正してみるだけでも効果はあります。
- 起きて2~3時間のうちに光を浴びる
- 起きて6時間後に目を閉じて休憩する
- 起きて11時間後にからだを動かす
生活の中で、時間を意識しながらこの3つの習慣を取りいれるだけで、確実に寝つきが変わっていきます。睡眠の質に悩んでいる人は、さっそく今日からチャレンジしてみましょう!
-
田下愛
フリーランスライター 雑誌、書籍、Webメディアで、政治からサブカルチャーまで幅広いジャンルの仕事をこなして奮闘中。著書に「選挙はエンターテイメントだ!」(HK INTERNATIONAL VISION)がある。オーガニックコスメ・マニアで、石鹸で落ちるメイクとシンプルなスキンケアを実践中。趣味は、オーケストラでヴァイオリンを弾くこと。
田下愛の記事一覧
-
-
ひと
知りたい!すはだの秘密。ポーチの中身、教えてください - デザインフィル アートディレクター 橋本美穂さん -
2015.11.23
-
-
もの
ずっと使い続けられる「トラベラーズノート」の魅力~デザインフィル 橋本美穂さん
2015.11.20
-
-
もの
人気手帳「トラベラーズノート」の魅力を探る「トラベラーズファクトリー」の旅
2015.11.19
-
-
お役立ち
快眠は生活リズムから!夜、ぐっすり眠るための3つの習慣
2015.10.27
-
-
お役立ち
熟睡のコツはこの3つ!よい睡眠を得るための工夫と適した枕の選び方
2015.10.25