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何が本当の「オーガニック」?気をつけたいオーガニック食品の見分け方

2015.07. 8

アメリカ, オーガニック, フランス, 食品

最近、食品を手に取ると「オーガニック」「有機」という文字を、よく見かけるようになってきました。 食品のみならず、化粧品やシャンプー、コンディショナーにも書いてあることも。ところでみなさんは、この「オーガニック」という言葉の意味、ご存知ですか?
 
実は、一言に「オーガニック」といっても、国によって基準もルールも違うのです。今回は、食品におけるオーガニックと有機マークについての定義をご紹介します。

そもそも何を「オーガニック」と呼ぶの?

「オーガニック」という言葉は、なんとなく自然にも人のからだにもやさしそう、というイメージですが、その本来の定義はよく知らない、という方が多いかと思います。
 
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「オーガニック」を日本語に直訳すると「有機の」という意味。つまり、土壌の特性を生かして栽培する農法によって生まれたものを「オーガニック」と呼ぶのです。化学合成農薬や、化学肥料に頼らず、植物由来の肥料などの有機肥料が使われ、育ったものを指します。
 
ほかにも、オーガニックなものとするには「3年間農薬や化学肥料を使っていない土地を使うこと」「遺伝子組み換え原材料は使用しない」などの条件があり、こうした定義はほぼ、世界共通です。

世界各国の「オーガニック」表示は国際規格に基づいている

「オーガニック」の意味は分かりましたが、それを見分けるためにはどうしたらいいのでしょうか?
 
ご安心ください。規定を満たしている「オーガニック」な食品には「オーガニックマーク」がついています。しかし言葉の定義とは違って、このマーク自体は、世界共通のものではありません
 
世界では、国によって土の性質や気候が違うため、使用可能な農薬が異なります。そのため、オーガニックの基準が、地理的条件と、文化や国民性の違いも相まって、国別で独自に作成されているのです。
 
ただ、それらの中でも国際規格というものはあり、各国の「オーガニックマーク」は、CODEX(コーデックス)という規格に基づいています。
 
CODEXとは、1962年にFAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が合同で作った食品規格委員会で、日本も加盟国のひとつです。例えば、CODEXで決められていることのひとつに「遺伝子組換えの食品でないこと」が含まれるので、日本以外の国でもこれはオーガニックである条件に組み込まれています。

国別のオーガニックマーク

それでは、本物の「オーガニック」を見分けるために覚えておきたい、3つのマークについてご紹介します。食品の産地国によって、マークが違いますので、注意しましょう。

日本JASマーク

 
 
有機JASマークは農林水産省が認めているもの。このマークは太陽と雲と植物をイメージして作られています。他国でオーガニックと認定されて輸入されたものでも、日本の有機JASマークをつけて、店頭に出すことになっています。
 
農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産された食品についていて、農産物、加工食品、飼料や畜産物につけられています。

アメリカ

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米国農務省が認める「USDA Organic」。近年日本では、アメリカから輸入されたアーモンドミルクやナッツ類、穀物類についているのを、目にすることが多いです。

フランス

ECOCERT
 
フランスのロゴマークはこちら。「オーガニック」食品の中でも、このマークは高い評判と信頼を得ており、EU圏内で生産されるものを中心につけられているマークです。このマークを管理している「ECOCERT」(エコサート)は、国際有機認定機関としても、世界最大規模の団体です。

オーガニックは暮らしと自然のためのキーワード

一言に「オーガニック」といっても、国によっては日本では「オーガニック」と呼べないものもあります。国内で、輸入した食品を買うときは、必ずJASマークをつけるかどうか選別されますので、ご安心を。ご自身で海外のスーパーに行ったときは、どこの認定を受けているものか、チェックすると良いかもしれません。
 
自分の暮らしのことを考えながら、自然に対するアンテナも忘れない人にとって「オーガニック」は大切なキーワード。食だけでなく、どんなものに「オーガニック」と書かれているのかを探してみるのも、おもしろいかもしれませんね。
 
 
 
中村円香

中村円香

1992年、愛知県名古屋市生まれ。東京都在住。 野菜と果物をこよなく愛し、地域の伝統野菜に目がない。各国の菜食事情に興味があり、いつか世界菜食旅行をすることが夢。

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